Macのダウングレード前に知りたかった…デュアルブートで新旧macOS二刀流(Big Sur+Catalina編)

Macのダウングレード前に知りたかった…デュアルブートで新旧macOS二刀流(Big Sur+Catalina編)

 

macOS Big Surで困った…アプリが対応していないのでダウングレードしたいがどうしようか・・・

 

 

2020年11月にリリースされたmacOS 11 Big Surですが、

アップデートしたものの、アプリやドライバーが対応してない・・・

などと、リリース直後に困った方も多いのではないかと思います。

 

そこで今回は、

・既にmacOS Big Surにアップデート済みの方

・macOS Catalinaのバックアップをとっていない

方で、

バックアップを取らないまま、このままダウングレードするとデータが消えるので、Catalinaへのダウングレード(戻すの)は気が引ける・・・

とりあえず、アプリがBig Surに対応するまでの間、その場しのぎの対応を無料でしたい!

などとお考え中の方の、情報収集の利便性を考え、APFSパーティション(コンテナ)に、新しいボリュームを作成することで

「macOS Big Sur」と「macOS Catalina」を両方使う
(デュアルブート・マルチブート)

方法をまとめておきたいと思います。現在、お困り中のMacユーザーの方の何かしらの参考になることがありましたら幸いです。

* APFS:Apple File System

普段バックアップをとっていない方は、ダウングレードしてデータが消えるよりは、Big Surにアプリが対応するまでの間、この方法で、Catalinaも両方使えることはメリットですね。
今回の方法でmacOS High Sierraを導入すれば、また、32bitアプリも活躍してくれそうですね。
その他にも、macOS Catalinaの状態からmacOS Big Surのアップデートする際に、新規ボリュームにmacOS Big Surをインストールすれば、macOS Big Surのテスト環境が構築できそうですね。macOS Catalinaの状態からmacOS Big Surへアップデートする場合は、USBなどでmacOS起動可能なインストーラを作成しなくてもいいので簡単そうです。

一連の情報が、現在、お困り中のMacユーザーの方の何かしらの参考になることがありましたら幸いです。

 

尚、一連の手順や注意事項などは、記事・動画投稿時点までに個人で情報収集できた範囲の情報となります。このページを訪問してくださった方が、記事閲覧や動画視聴時点には、新たな注意事項や仕様の変更なども考えられますので、他の方の投稿なども併せてご参照していただくと安心かと思います。

実際に、Macのデュアルブートなどを実行する際には、自己責任のもとで実行していただきますようお願いします。

 

【追記:2020年12月15日】

macOS Big Sur 11.0.0リリース直後に、macOS Big Sur 11.0.1のリリースがありましたが、その後1ヶ月程で

・macOS Big Sur 11.1

のアップデートが公開されたようでした。

 

macOS Big Sur 11.1アップデート:2020年12月15日リリース

 

 

【動画で解説】macOS Big Sur版:Macのダウングレード前に…新旧macOS二刀流 – デュアルブート(Dual Boot:Big Sur & Catalina編)

 

 


視聴時間:13分09秒

 




 

手順概略:macOS Big Sur+Catalinaのデュアルブート(マルチブート)

 

Macのダウングレード前にチェック!デュアルブートで新旧macOS二刀流(Big Sur+Catalina編)

 

【方法・手順の概略:macOS Big surの場合の一例】

 

手順1
:macOS Catalinaの起動可能なインストーラの作成(今回はUSBを使いますが、SDカードなどでも可能なようです)
– 詳細手順ではUSBを使わずにmacOS復旧を使った別の方法の補足説明・リンクもあります。
* sudoコマンドを実行するにはMacにパスワードを設定する必要があります。

手順2
:ディスクユーティリティで新規ボリュームの作成

手順3
:optionキー起動(Startup Manager)で「Install macOS Catalina」を選択しmacOS Catalinaをインストール
– Appleシリコン搭載Macなどでは方法が違うようです。以下の 【一般的な既知の注意点】などを参照ください。
– 念のため、事前にApple IDをサインアウトした状態で実行しています。

手順4
・起動ディスクの変更

手順5
・Macの起動ディスクを一度だけ変更:optionキー起動(Startup Manager)でも「macOS Big Sur」「macOS Catalina」環境を選択できる

 

【一般的な既知の注意点】

・ターミナルで「sudoコマンド」を実行する際の注意点
:Macにパスワードを設定していない状態では実行できないようです。実行する際には事前にパスワードを設定しておいてください。

・Macの起動ディスクを変更の際の注意点
:T2チップ搭載Macの場合は、起動ディスクを変更するために、追加のセキュリティ機能を設定する必要がある場合もあるようです。

“重要: MacにApple T2チップが搭載されている場合は、起動ディスクを変更するために、追加のセキュリティ機能を設定する必要がある場合があります。起動セキュリティユーティリティとは?を参照してください。”

出典:
Macの起動ディスクを変更する | macOSユーザガイド(macOS Catalina)- Appleサポート
2021年3月22日

以下の記事に対応方法などが書かれています。
起動セキュリティユーティリティについて | Appleサポート
2021年3月22日

・optionキー起動(Macの起動ディスクを一度だけ変更)の際の注意点
:Appleシリコン搭載Macの場合は、「起動オプションを読み込み中」の表示になるまで「パワーボタン」を押し続けるようです。
:Mac miniの場合、システム・インジケータ・ランプがオレンジ色になるまで待つようです。

「Macの起動ディスクを変更」「Macの起動ディスクを一度だけ変更」
に関しての詳細は以下のAppleの公式サイトをご確認ください。
Macの起動ディスクを変更する | Appleサポート
2020年11月23日利用

 

 

【詳細手順】macOS Big Sur版:macOS Big Sur+Catalinaのデュアルブート

 

事前に、上述の 【一般的な既知の注意点】 をチェックし、該当となる注意点で対応をした状態で以下の手順を実行します。

 

手順1:macOS Catalinaの起動可能なインストーラの作成

 

 

まずは、以下のAppleの公式サイトから旧バージョンのmacOSインストーラをダウンロードします。

macOSのインストーラをダウンロード
macOS の起動可能なインストーラを作成する方法 | Appleサポート

* 2020年11月利用
* 利用時点では「macOS Big Sur、macOS Catalina、macOS Mojave、macOS High Sierra 他」がダウンロードできるようでした。
* 利用時点では「起動可能なインストーラ」を作成するために、空き容量が12GB以上のUSBなどの指定があるようでした。現在の指定状況はご自身でもよくご確認ください。

【追記:2021年1月3日】

WebブラウザのFirefoxで試してみたところApp storeを指定して開いてみるとApp Storeのトップページが表示され、

macOSインストーラーがダウンロードできない:App Storeに接続できません

App Storeに接続できません

という表示になり、macOSインストーラをダウンロードできませんでしたが

・Safari
・Google Chrome

ではApp Storeでダウンロードできるようでした。

 

上記のリンク先のダウンロードリンクをクリックすると「App Store」で旧バージョンのmacOSをダウンロードできるようになります。

 

macOS Catalina:ダウンロードリンクをクリックすると「App Store」で旧バージョンのmacOSをダウンロードできるようになります。

 

ダウンロード完了後に以下のエラー表示

 

This copy of the macOS Catalina installer application is too old to be opened on this version of macOS.

This copy of the macOS Catalina installer application is too old to be opened on this version of macOS.

日本語訳:
macOS Catalinaインストーラアプリは、このバージョンのmacOS(Bi Sur)では古いので開けません。

 

が出ますが、

・Finder – アプリケーション

内に

・macOS Catalinaインストール

 

macOS Catalinaインストール:Finder - アプリケーション内にダウンロード完了

 

というインストーラがダウンロードできたことを確認できます。参考までに、この旧バージョンのmacOSは新しいバージョンのmacOS環境ではそのままの状態では起動できません。
このインストーラを使うためには、USBなどで

・macOSの起動可能なインストーラを作成

する必要があります。

 

【補足:古いバージョンのmacOSのインストールに関して】

その他にも、「Macに当初付属していたバージョンのmacOS、または、そのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンを再インストールする」方法もあります。USBを用意できない・・・という方は、参考にしてみてください。

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)から起動する際の「キー入力の種類」や「macOS復元」の例外など
macOS 復元から macOS を再インストールする方法 | Apple
2020年11月23日利用

試しにiMac 2017で「shift + option + command + R」を実行してみたところ、1時間ほど地球儀マークの画面の後に、「macOS High Sierra」をインストールできる「macOSユーティリティ」が起動しました。Apple純正のBluetoothマウス・キーボード共に反応しました。

 

「shift + option + command + R」を実行 macOS High Sierraインストール

 

【macOSの起動可能なインストーラを作成する方法】

以下の手順は、「macOS Catalinaインストール」がアプリケーションフォルダ内にある状態で実行していきます。
(ダウンロード後、操作をしなければアプリケーション内にあります)

 

ステップ1:
USBを再フォーマットします。

USBをMacに接続後、「Launchpad – その他 – ディスクユーティリティ」を起動します。
ディスクユーティリティの「表示」を「ボリュームのみを表示」にします。

 

ディスクユーティリティの「表示」を「ボリュームのみを表示」にします。

 

左側の表示領域の「外部」の所でUSBが認識されたのを確認できます。

 

接続中のUSBが認識されます。

 

フォーマット形式が

・MS-DOS(FAT32)

になっているので、macOSの起動可能なインストーラを作成するためにフォーマット形式を

・Mac OS 拡張

に変更(再フォーマット)するために、USB(USB 外部物理ボリューム)を選択した状態で「消去」をクリックします。
*今回はUSBは「GIGASTONE」の表示

 

USBの再フォーマット:消去をクリック Mac OS 拡張 形式へ

 

任意の名前をつけます。フォーマット形式は「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択。

 

USBの再フォーマット:Mac OS拡張 ジャーナリング

 

フォーマット完了後、「Launchpad – その他 – ターミナル」を起動し、以下のコードを実行します。

・「MyVolume」

の所を、先程再フォーマットでつけた名前(今回は「INSTALLER」) に変更してから「enterキー」を押します。

 

実行コード(半角英数)
sudo /Applications/Install\ macOS\ Catalina.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume

他のバージョンのmacOSについても以下のAppleの公式サイトで公開されています。
macOS の起動可能なインストーラを作成する方法 | Appleサポート

* 2020年11月利用
* 利用時点では「macOS Big Sur、macOS Catalina、macOS Mojave、macOS High Sierra、macOS El Capitan」のコードがありました。

 

操作手順がイメージしやすい方法としては

 

入力コード(半角英数)
sudo /Applications/Install\ macOS\ Catalina.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume

 

と入力後、「スペースキー」でスペースを1つあけた状態で、デスクトップ画面などに表示されているUSBの表示を、ターミナル画面内に、ドラッグ&ドロップすると

 

実行コード(半角英数)
sudo /Applications/Install\ macOS\ Catalina.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/INSTALLER
*「INSTALLER」の所は再フォーマットでつけた名前に変更してください。

 

macOSの起動可能なインストーラを作成方法:ターミナル実行コード

 

になります。その状態で「enter」キーを押すと、ログイン中のMacのパスワードを聞かれます。
半角英数でパスワードを入力後「enter」キーを押します。(パスワードを入力中は何も表示されません)

その後、継続するか聞かれるので

 

実行コード(半角英数)
Y

 

と入力後「enter」キーを押します。
処理が完了するまで待ちます。
その後、

 

出力結果
Install Media now available at “Volumes/Install macOS Catalina”

 

macOSの起動可能なインストーラを作成完了

 

となればmacOS Catalinaの起動可能なインストーラの準備は完了です。

 

 

手順2:ディスクユーティリティで新規ボリュームの作成

 

 

「Launchpad – その他 – ディスクユーティリティ」を起動します。
ディスクユーティリティの「表示」を「すべてのデバイスを表示」にします。

 

ディスクユーティリティの「表示」を「すべてのデバイスを表示」にします。

 

コンテナ(今回は”コンテナdisk2″)を選択します。

* APFSパーティション(コンテナ)

 

コンテナ(今回は"コンテナdisk2")を選択します。

 

「+:選択したコンテナにAPFSボリュームを追加します」をクリックします。

 

「+:選択したコンテナにAPFSボリュームを追加します」をクリック。

 

「APFSボリュームをコンテナに追加しますか?」の画面で各種設定をします。
今回は

・名前:macOS Catalina
・フォーマット:APFS(Apple File system)

に設定。

 

APFSボリュームをコンテナに追加しますか?の設定例

 

容量オプションも設定できます。

・予約容量:指定されたストレージ容量の確保
・割り当て容量:新たに追加するmacOS Catalinaのが割り当てることのできるストレージを制限

* 自分の場合は「割り当て容量」を「200GB」にしてみました。

 

容量のオプション:予約容量・割り当て容量を設定できます。

 

各種設定後

・「追加」

をクリックすると新規ボリュームが作成できます。

 

ディスクユーティリティで新規ボリュームの作成完了

 

ディスクユーティリティで新規ボリュームの作成完了 2

 

 

手順3:optionキー起動(Startup Manager)で「Install macOS Catalina」を選択しmacOS Catalinaをインストール

 

 

注:確認できた範囲では「Install macOS Catalina」を起動ディスクに選択した場合、ここの手順の際に、Bluetoothキーボード(Apple純正)・Bluetoothマウス(Apple純正)が反応しない事象も確認できました。対応例としては、有線USBキーボードやマウスにすると反応するようでした。

 

以下の手順は、念のため、事前にApple IDをサインアウトした状態で実行しています。

 

Apple IDのサインアウト - Macのクリーンインストール

 

Apple IDのサインアウトした状態 - Macのクリーンインストール

 

一度電源を切ります。

 

事前に作成しておいた

・macOS(Catalina)の起動可能なインストーラ

の入っているUSBをMacに接続しておきます。

 

その後、電源を入れた直後に「optionキー」を押し続けます。

Startup Managerが起動後

「Install macOS Catalina」

などを選択できる画面になるので「Install macOS Catalina」をクリックします。

 

Startup Managerで「Install macOS Catalina」をクリックします。

 

「macOSユーティリティ」画面で

「macOSインストール」

を選択後、「続ける」をクリックします。

 

macOSユーティリティ:macOSインストールをクリック

 

インストール先を、事前に作成した新規ボリュームの

・macOS Catalina(作成の際にボリュームにつけた名前)

を選択しインストールを開始すれば、macOS Catalina環境が構築できます。

 

インストール先をmacOS Catalina(作成の際にボリュームにつけた名前)でインストール

 

インストール自体は、30分程で完了しました。

 

macOS Catalina環境を構築完了

 

 

手順4:起動ディスクの変更

 

 

次回、起動時に実行されるディスク(今回は、「macOS Big Surの環境」と「macOS Catalinaの環境」)を設定できます。
起動ディスクを変更するには、

「システム環境設定 – 起動ディスク」

の、「コンピュータの起動に使用したいシステムを選択してください」の設定で、次回移行に起動したい新しく作成したい環境を選択します。
再起動後、設定が反映されます。

 

起動ディスクの変更:macOS Big SurとCatalina デュアルブート

* これまで特にストレージの再フォーマットなどをされていない方はBig SurのmacOS 11.0.1は「Mac HD」の表示ではなく「Macintosh HD」ではないかと思います。

 

 

手順5:Macの起動ディスクを一度だけ変更 – optionキー起動(Startup Manager)でも「macOS Big Sur」「macOS Catalina」環境を選択できる

 

 

電源を入れた直後に「optionキー」を押し続けます。
その後、どのシステムを利用するか選択できる画面になります。

 

Macの起動ディスクを一度だけ変更 - optionキー起動(Startup Manager)でも「macOS Big Sur」「macOS Catalina」環境を選択できる:デュアルブート

* これまで特にストレージの再フォーマットなどをされていない方はBig SurのMacは「Mac HD」の表示ではなく「Macintosh HD」ではないかと思います。

 

optionキー起動(Startup Manager)を使えば、適宜、macOS Big SurとmacOS Catalinaを切り替えることができます。

 

 

やってみて分かったこと・注意点など:Macのデュアルブート

 

 

ファイル共有はできる?

 

 

ファイル共有できました。

 

Catalinaから共有する手順としては、Findeを起動します。

 

Finderを起動:Macデュアルブートでファイル共有

 

その後、

・「Finder – 環境設定 – サイドバー」

の設定で、macOS Big SurのMacにチェックを入れます。

 

ファイル共有はできる?:macOS Big Surデュアルブート - Finderの設定

 

Big Sur環境のMacを選択後に、「Catalina環境のMac – ユーザ」内の「共有」フォルダ内にファイルを入れると共有できます。

 

ファイル共有の方法:macOS Big Sur デュアルブート

 

Big Sur側から共有させる手順は、Catalina環境のMac(「macOS Catalina」「macOS Catalina – Data」も選択できるがどちらでもOK)を選択後、 「ユーザ」内の「共有」フォルダにファイルを入れると共有できます。

 

ファイル共有の方法:macOS Big Sur デュアルブート Big Sur側から共有

 

使っている中で感じた難点としては、共有フォルダ内に入れた状態で保存を繰り返すと

・アクセス権がありません

 

Mac共有ファイル:保存できませんでした。アクセス権がありません。

 

といった表示が出るようでした。
また、Catalina側から共有したファイルの場合、操作しようとすると

・ファイルに書き込む権限がありません

 

Mac共有ファイル:そのファイルに書き込む権限がありません。

 

などと、権限関連の注意画面が表示されることがありました。
上記の対応方法としては、一旦、デスクトップ画面などにドラッグ&ドロップをして、ファイルを複製すると普通に編集や保存などができるようでした。

 

 

アプリも共有できる?

 

 

認証を必要としないアプリ

CotEditor
:App Storeでダウンロード・インストールできる無料エディタアプリ

FireAlpaca
:ウェア部上でダウンロード・インストールできる無料ペイントアプリ

の場合、上述のファイル共有方法でBig Surで使っているアプリを共有させると、普通に起動できました。

 

認証を必要とするアプリ

Parallels Desktop 16 for Mac
:MacでWindowsなどが気軽に使える仮想環境ソフト(有料)

* 2021年4月リリースのバージョン 16.5でM1チップ搭載MacでWindowsに対応したようです。
M1 および Intel チップセット双方をサポートした Parallels Desktop 16.5 for Mac を発表(2021年4月14日ニュースリリース )| Parallelsニュースルーム

CLIP STUDIO PAINT PRO
:イラスト作成ソフト(有料)

の場合、上述のファイル共有方法でBig Surで使っているアプリ(アプリファイルのみ)を共有させると、起動はできますが再度認証を求められました。(Clip Studioの認証キーを入れると普通に使えました)
アプリだけ共有したこともあり、その他のファイルの依存関係がない状態のため、初期設定の状態であり、使用開始するにあたって、再度セキュリティ関連の設定が必要でした。

 

App Storeで購入した有料アプリ

Tone Generator
:音生成アプリ

ヒューマン・アナトミー・アトラス
:解剖学アプリ

筋肉プレミアム
:解剖学アプリ

の場合、上述のファイル共有方法でBig Surで使っているアプリを共有させると、普通に起動できました。
アプリ起動に関しては予想外の結果でした。
普段からMacのバックアップをとっていない方の応急処置としては、上出来な環境ではないかと思いました。

 

その他に、

・Numbers
:表計算アプリ

・Pages
:文章作成アプリ

・Keynote
:プレゼンアプリ

・iMovie
:動画編集アプリ

はmacOS Catalinaのインストール後にはインストールされていませんでした。

上述の共有方法で、Big Surで使っているアプリを複製し、アプリファイルのみを共有フォルダに入れたところ普通に起動できました。ただ、初期状態のままで、保存ファイルなどはまっさらな状態でした。
試しにNumbersで作成したファイルを、共有フォルダに入れて開いてみたところ使えました。

 

 

Apple IDにサインインできるの?

 

 

macOS Big Sur側のApple IDをサインアウトした状態で、macOS Catalina側でサインインしてみたところ、大丈夫そうでした。
これまでダウンロード・インストールしたアプリの一覧の表示も確認できましたが、再度ダウンロード・インストールする必要はありました。

 

macOS Big Surデュアルブート:これまでダウンロード・インストールしたアプリの一覧の表示も確認できましたが、再度ダウンロード・インストールする必要はありました。

 

App Storeで購入済の有料アプリは、追加料金なしで、再度ダウンロード・インストールできました。

 

macOS Big Surデュアルブート:App Storeで購入済の有料アプリは、追加料金なしで、再度ダウンロード・インストールできました。

 

 

Time Machineのバックアップはどうなるの?

 

 

これまで、macOS Big Surで作成してきたバックアップデータは表示されませんでした。

 

Time Machineのバックアップはどうなるの?:それぞれの環境で設定する必要あり

 

新しく作成したmacOS Catalinaの環境でバックアップを作成する必要があるようでした。

 

macOS Bi Sue のデュアルブート:Time Machineのバックアップはどうなるの?:それぞれの環境で設定する必要あり

 

 

移行アシスタント(macOS Big SurのTime Machineのバックアップデータ)は使えるの?

 

 

macOS Big Surの環境でとっておいたTime Machineのバックアップデータを元に、データ移行できるか確認してみました。

 

(確認途中)移行アシスタント(macOS Big SurのTime Machineのバックアップデータ)は使えるの?

 

現在までに確認できた範囲では、移行するバックアップデータを選択する際に、最新のバックアップのみ表示されていました。

また、余裕があれば移行できるか検証してみたいと思います。

 

【追記:2020年11月27日】

macOS Big Surのバックアップデータが表示されていたので、期待してしまいました・・・・

 

移行アシスタントでmacOS Big Surの最新のバックアップが表示

 

検証用に、macOS Big Surの環境のTime Machineバックアップデータを使い「アプリケーション」のみ移行してたところ…

 

移行アシスタント:macOS Big SurのアプリケーションのみCatalinaに転送してみる

 

移行完了。どうなるか?

 

移行アシスタント:macOS Big SurのアプリケーションのみCatalinaに転送完了

 

結果:
アプリたちが踊り続けるだけで、一向に起動することはありませんでした…

* その後、CatalinaのTime Machineバックアップからの復元なども検証してみたところ、復元・移行完了後にしばらくの間アプリが起動できない状況を確認できました。今回は、確認時点までの情報ですので、その後、アプリが起動できるようになるのかどうか?はわかりません・・・
他の方の報告をお待ちしております…

 

移行アシスタント:macOS Big SurのアプリケーションのみCatalinaに転送後、アプリは使えない・起動できない

 

残念。

実は、Time Machineの仕様についてはAppleから公表されています。

 

・Time Machineの仕様について

Time Machineの仕様について

重要: Big Surを搭載したMacでバックアップを作成した場合、そのバックアップは古いバージョンのmacOSを搭載したMacとは互換性がありません。

Time Machineの説明で記載されている仕様
MacでTime Machineを使ってファイルのバックアップを作成する – macOSユーザガイド | Appleサポート
2020年11月27日利用

 

事前にCataline時代のバックアップをとっていない方は、前述の「共有フォルダ」を利用すると良さそうですね。

 

 

macOS Catalina環境を削除後は、macOS Big Surだけにできるの?

 

 

結論としては、macOS Big Surだけの環境にできました。

以下に、方法を解説します。

 

macOS Big Surの環境にログインした状態で、「Launchpad – その他 – ディスクユーティリティ」を起動します。
macOS Cataliaの環境(今回は「macOS Catalina」というボリューム)を選択した状態で、

・「−:ボリュームを削除」

 

macOS Catalinaのデュアルブート環境の削除:ボリュームを削除

 

をクリックします。

 

削除方法を聞かれるので

・「ボリュームグループを削除」

 

macOS Catalinaのデュアルブート環境の削除:ボリュームグループを削除

 

をクリックします。

 

削除中・・・

 

macOS Catalinaのデュアルブート環境の削除:ボリュームグループを削除中

 

完了。インストールは時間がかかりましたが、消すのはすぐ消せるようでした・・・

 
macOS Catalinaのデュアルブート環境の削除:ボリュームグループを削除完了

 

macOS Big Surの環境(今回は「Mac HD」「Mac HD – Data」)だけに戻せました。

 

macOS Catalinaのデュアルブート環境の削除:ボリュームグループを削除後にはmacOS Big Surの環境だけにできる

 

 

まとめ:macOS Big Sur + Catalina デュアルブート

 

 

普段使っているMacのスピードそのままで、ファイル共有やアプリ共有(一部再設定など必要あり)ができるので、想像していたよりも使い勝手が良かったです。

macOS Big Surへのアップデート後に、普段使っているアプリが対応するまでの間の時間稼ぎの1つとしては、デュアルブートは役に立ちそうですね。

特に、普段バックアップをとってない方にとっては、いいかもしれませんね。

 

 

Macのダウングレード方法

 

【macOS Big Sur編】Macのダウングレード:How To Downgrade From macOS Big Sur To Catalina Without Losing Data by RehabC - デジタルで、遊ぶ。(YouTube動画)

 

やっぱりダウングレードしたい!という方は以下の記事を参照ください。

【macOS Big Sur編】Macのダウングレード方法 – バックアップなし〜Time Machine復元まで対応(Big Sur→Catalina編)

 

 

by 子供プログラマー | プログラミング入門ウェブ教室

 

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