【macOS Big Sur編】Macのクリーンインストール & 移行アシスタント

【macOS Big Sur編】Macのクリーンインストール & 移行アシスタント

 

Contents - 目次(もくじ)

Apple公式見解を事前にチェック:macOS Big Surのインストールができない・起動しない問題

 

 

現地時間2020年11月19日付で

・MacBook Pro 13-inch(2013-2014)
・MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) ・MacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)

でmacOS Big Surのインストールができない・起動しない問題に対するAppleの公式見解の公表がありました。
該当機種の方でまだご存知ない方は、事前にご確認ください。
(Google翻訳で大体意味がわかるのではないかと思います)

Apple Support
If you can’t install macOS Big Sur on certain 13-inch MacBook Pro computers from 2013 and 2014 | Apple Support
2020年11月20日利用

 

 

macOS Big Sur:Macのクリーンインストール(初期化)とは?

 

 

Macの「OS X 10.8 Mountain Lion」(2012年7月リリース)から「macOS 11.0 Big Sur」(2020年11月リリース・メジャーアップデート)までの間、毎年恒例となっているOSのバージョンアップですが、リリース後に

アップデート・・・どうしよう…

と迷われる方もいるのではないかと思います。
また、Mac歴の長い方の中には

いい機会だし、そろそろクリーンインストールしようかな?

と重い腰を上げる良いきっかけになっているのではないかと思います。

 

macOSのクリーンインストールとは、ハードディスクなどのストレージのデータを一度消去し、何も記録されていない初期化した状態にしてから、macOSをインストールする手順のことをさすようです。

 

クリーンインストールを検討される方としては、

使わなくなったMacを買い取り業者に売ったり・譲渡・下取りなどに出す

目的で、クリーンインストールする方もいますが、Mac歴の長い方は、「macOS 11.0 Big Sur」などの新しいバージョンのアップデートに関する不具合の回避目的で実行される方もいるのではないかと思います。

 

 

メリットとは? – Macのクリーンインストール

 

 

一般的に考えられている、Macのクリーンインストールのメリット(利点)としては

 

初期化できる
(これまでの古いシステムデータなどのクリア、アプリやファイルのクリア)

今、必要なアプリやファイルを再考する良い機会となる
(入れたけど使わなかったアプリもありますよね・・・ファイル整理の機会にも)

結果として、ストレージの容量の削減や、Macの動作の高速化(あくまで以前よりは軽くなる可能性)につながる

 

などが考えられているようですね。

 

 

デメリット・リスクとは? – Macのクリーンインストール

 

 

一方、一般的なデメリット(欠点)やリスクとしては、

 

特定のMacの環境下では気を付けないといけないリスクも考えられている
(OSをインストールできない報告例)

初めて実施する際は、不安になる
(失敗リスクの軽減のために、事前の情報収集はしっかりとする必要はありそうです)

時間と手間がかかる!
(移行アシスタントでアプリやファイル復元も含めると、かなり時間かかりました・・・)

自分で入れたアプリケーションをインストールし直す必要がある
(また、「移行アシスタント」でアプリやファイルを移行できますが時間がかかります)

 

といったところでしょうか。

 

【疑問!】ところで… Macのクリーンインストール後に元のアプリやファイルを復元できるの?

 

移行アシスタント:Macのクリーンインストールで活躍

 

元の環境(ファイルやアプリ)に復元できるかどうかは、気になりますよね。
基本的には、Macのクリーンインストール後には、macOSの初期設定のみの状態になります。
クリーンインストール後に、アプリやファイルを復元する方法としては、

 

復元例1
:USBなどに必要なアプリやファイルだけを入れておき復元する

復元例2
・外付けのストレージ(HDD・SSD)やクラウドにバックアップした「Time Macine」の情報から必要なアプリやファイルを復元する

復元例3
・「移行アシスタント」で元のアプリやファイルを復元する

 

などの方法があるようです。
今回は、Macのクリーンインストール後に、元のMacの環境を再現したい方の情報収集の利便性を考え、「復元例3」の方法で復元する方法をまとめておきます。

 

 

方法・手順と注意点とは? – Macのクリーンインストール & データ復元

 

方法・手順と注意点とは? – Macのクリーンインストール & データ復元:macOS Big Sur

 

【方法・手順の概略:macOS Big surの場合の一例】

 

手順1
:macOS Big Surの最新版にアップデート

手順2
:現在のmacOSのデータをバックアップ(HDD・SSDなどの外付けストレージやクラウドなどにバックアップ)

手順3
:Apple IDのサインアウト(iCloudなどの接続解除)

手順4
:リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)でMacを起動
– 電源を入れた直後に「command(⌘)キー」 + 「Rキー」を同時に押し続ける
* 2020年11月からリリースされたAppleシリコン搭載(SoC:M1)のMacの場合、macOS復旧(macOS復元)の操作方法がやや変更しているのかもしれません。【一般的な既知の注意点】の所に、リンクなど掲載しておきましたのでAppleシリコン搭載Macの方は事前にご確認ください。
– 上記の起動方法では、Mac に最後にインストールされていたバージョンの macOS をインストールできます。

手順5
:ディスクユーティリティで、ストレージのデータを消去・パーティションを作成など

手順6
:macOS Big Surを再インストール

手順7
:クリーンインストール前のデータの復元 & 環境設定、アプリを自力で再インストールなど

*「手順6」では、その他にも、起動可能なUSBインストーラー (他外部ドライブも含む) で実施する方法もあるようですが、今回は、記事投稿時点の最新版macOSのmacOS Big Surにアップデート後に、インターネット経由でmacOSをインストールする方法で実行しています。

 

【一般的な既知の注意点】

バックアップの注意点①
「Time Machine」で完全にバックアップが取れているか確認をする。(「最新のバックアップ」表示の日付を確認。)

バックアップの注意点②
Parallels Desktop 16 for Mac」(macOS Big Sur対応バージョン)の場合は、作成したWindowsやMacなどの仮想環境も「Time Machine」のバックアップ対象に設定されているかを確認する。

Apple IDをサインアウトした状態で実行。

ストレージ削除の注意点
「Macintosh HD」(システムスボリューム)のみならず「Macintosh HD -DATA」(データボリューム)のボリュームも削除する。
最低限のmacOSのシステムの「macOS Base System」(OSの再インストールなど)は残す。

ユーザー名の注意点
「移行アシスタント」でファイルやアプリを復元する場合、クリーンインストール後のmacOSのユーザー名を、事前にバックアップしているmacOSのユーザー名と同じにすると、うまくいかないようです。そのため、違う名前でユーザー名を登録する必要がありそうです。

AppleシリコンM1チップ搭載Macの方の注意点
2020年11月からリリースされたAppleシリコンM1チップ搭載Macについての注意事項が、2020年11月21日時点で、個人ユーザーの方から情報が投稿されているようでしたので簡単にまとめておきます。
要点としては、macOS復旧などで、ディスクユーティリティで
「SSD消去後に、macOSを再インストール」
すると文鎮化する(使えなくなる)ようです。OSの再インストールのみであればよさそうとこと。

その1
M1チップ搭載MacのBig SurのOS復元や再インストールについての報告ツイート(個人ユーザー)| Twitter
2020年11月21日利用

その2
その2:M1チップ搭載Macのクリーンインストールのトラブルについてのツイート(個人ユーザー)| Twitter
2020年11月21日利用

その3
M1チップ搭載Macのクリーンインストールの注意喚起(個人ユーザー)| Twitter
2020年11月21日利用

その4
新型 M1 Macmini 放送中に文鎮化する奇跡の放送(YouTube動画)
(3時間12分18秒あたりなどでエラー表示)

新型M1 Mac miniが文鎮化しました! 復旧できません! 初期不良?(YouTube動画)

その5
Q:macOSの初期化・再インストールが行えなく困っています- デバイス:Macbook Air(M1チップ:2020) | Appleコミュニティ
2020年11月23日利用

最新の情報や、Appleの対応状況などはご自身でもよくお調べください。

【追記:AppleシリコンM1チップ搭載Macで、macOS復旧の際にmacOSを再インストールできないことへの対応方法】

2020年11月リリース開始されたApple M1チップ搭載Macで、macOS復旧の際に起こる、macOSを再インストールできないエラーの対応方法が、現地時間2020年11月20日に公表されたようです。
まだご存知でない、該当機種のMacユーザーの方はチェックしてみてください。

Apple Support
If you get a personalization error when reinstalling macOS on your Mac with Apple M1 chip | Apple Support
2020年11月21日利用

また、macOS復旧などの起動方法に違いがあるようですので以下のページも事前にご確認ください。

Appleサポート
Appleシリコンを搭載したMacでmacOS復旧を使用する | Appleサポート
2020年11月23日利用

T2チップの方の注意点
Apple T2 セキュリティチップを搭載のMacの場合の不具合の報告も投稿されているようでした。具体的には、「Macを探す」が有効化された状態では、OSインストール時に エラーコード「-1008F」が出てインストールができないようです。そのため、事前に「Macを探す」の無効化をしておく必要がありそうです。
Macからは、「システム情報 – コントローラ」で「Apple T2 セキュリティチップ」を使っているか確認できます。使われていない場合は、「このコンピュータにはコントローラ装置がありません。」と表示されます。

– 参考となる情報 –

Apple T2 セキュリティチップを搭載したコンピュータの確認
Apple T2 セキュリティチップについて | Apple
2020年11月16日利用

Macで「探す」の設定
Macで「探す」を設定する | Apple
2020年11月16日利用

1008Fについて
Mac の起動時にエラー -1008F が表示される場合 | Apple
2020年11月16日利用
* 上記の「T2チップの方の注意点」の不具合とは違うようですが参考までに
* T2チップ搭載Macの方は事前に、キーワード「Mac T2チップ クリーンインストール 1008F」などで関連情報をよく調べておくことをお勧めします。

 

その他にも、事前に以下の情報にも簡単に目を通しておくと安心かもしれません。

– 参考となる情報 –

APFS と Mac OS 拡張のどちらを選択するか?など
Mac のディスクを消去する方法 | Apple
2020年11月16日利用

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)から起動する際の「キー入力の種類」や「macOS復元」の例外など
macOS 復元から macOS を再インストールする方法 | Apple
2020年11月16日利用

macOS復元(macOS復旧)システムの使い方など
工場出荷版のソフトウェアを復元 – Apple Beta Software Program | Apple
2020年11月21日利用

【追記:2020年11月21日】

2020年11月からリリースされたAppleシリコン搭載(SoC:M1)のMacの場合、以下の記事のmacOS Big Surのページを確認した所、macOS復旧(macOS復元)の操作方法がやや変更しているのかもしれません。Appleシリコン搭載Macでクリーンインストール手順を進める予定の方は、事前にご確認ください。
1.コンピュータをmacOS復旧で起動する: をご確認ください。

Time Machineバックアップからすべてのファイルを復旧する – macOSユーザガイド | Appleサポート
2020年11月21日利用

 

以下の記事には、実際にやってみて感じた注意点などもまとめてありますので、併せて参照ください。

 

 

Mac歴8年:クリーンインストール歴は? – Macのクリーンインストール

 

 

自分のクリーンインストール歴についてですが、Mac歴8年

 

MacBook Pro 17inch(HDD)
:2012年から使用開始〜2018年1月に故障(グラフィック関連の故障)
:HDDのため、このMacは遅かったです…

・iMac 2017(21.5inch・バックライトLEDディスプレイ・プロセッサ2.3GHzデュアルコアIntel Core i5・メモリ8GB・1TB Fusion Drive)
:2018年〜2020年現在まで使用中

 

となりましたが、実は、これまでに一度もクリーンインストールというものをしてきませんでした。
(MacBook Pro 17inch は壊れていたのでクリーンインストールできず)

 

調べられた範囲の情報では、macOS Big Surのように、macOSの新たなバージョンがリリースされた直後には、様々な不具合が報告される可能性も秘めていますので、リリース後にクリーンインストールを実施する時期としては、

マイナーアップデート(ここでは、macOS Big Sur バージョン 11.0.2 の意味)
* 一般公開直後の不具合・バグなどの修正版

がリリースされた後に検討される方もいるようですね。
一方、SNS上では、macOS Big Sur リリース直後数日の時点でクリーンインストールを実施される方も散見しました。
どちらがいいのか自分には分かりませんでしたが、今回は、今後、macOS Big Surのクリーンインストールを検討中の方の情報収集の利便性を考え、

macOS Big Sur バージョン 11.0.1(公開直後のバージョン)

でクリーンインストールを実行し、macOSのアプリやファイル環境などを移行する方法を記事や動画でまとめておきました。
これからクリーンインストールを検討中の方が、クリーンインストールの概要を把握するきっかけになることがありましたら幸いです。

 

尚、一連の手順や注意事項などは、記事・動画投稿時点までに個人で情報収集できた範囲の情報となります。このページを訪問してくださった方が、記事閲覧や動画視聴時点には、新たな注意事項や仕様の変更なども考えられますので、他の方の投稿なども併せてご参照していただくと安心かと思います。

実際に、Macのクリーンインストール〜アプリ・ファイルの復元・移行を実行する際には、自己責任のもとで実行していただきますようお願いします。

 

【動画で解説】macOS Big Sur版:Macのクリーンインストール & データ移行 – How to Clean Install Mac without Losing Data?

 

 


視聴時間:14分52秒

Mac初心者・入門者向けにMacのクリーンインストール(初期化)の方法や、「移行アシスタント」で「Time Machine」バックアップデータからファイルやアプリを移行する方法で、クリーンインストール前の、元のmacOS環境を移行(復元・復旧)するまでの手順を解説しておきました。

 




 

macOSの場合、現在のMac内の環境を引き継ぐための方法として

・移行アシスタント
・ディスクユーティリティーの「復元」

などの方法あるようです。
「移行アシスタント」を使うことで、macOS Big Surのクリーンインストール後のmacOS環境に、これまで使っていたファイル・フォルダをはじめ、インストール済のアプリケーション、システム等を移行できるようです。
一方、ディスクユーティリティーの「復元」は、HDDなどのストレージの内容を、macOS環境(クリーンインストールしていないmacOS Big Sur)・ファイルなどを含め、そのままコピー・クローンするイメージのようです。

 

 

【詳細手順】macOS Big Sur版:Macのクリーンインストール

 

事前に、上述の 【一般的な既知の注意点】 をチェックし、該当となる注意点で対応をした状態で以下の手順を実行します。

 

 

手順1:macOS Big Surの最新版にアップデート

 

Mac:システム環境設定 - ソフトウェア・アップデート

 

「システム環境設定 – ソフトウェアアップデート」や「App Store」で、その時点で最新版のmacOSをダウンロード・インストールします。

前のバージョンの
(例:macOS Catalina から macOS Big Surにアップデートする場合は、パソコンのストレージの種類によっては、数時間かかるかもしれません。特にHDDの場合時間がかかると思います。)

 

【追記:2020年11月20日】

当初は、

なぜ、一度、最新版にアップデートが必要?

前のバージョンのmacOS(Catalina)から、一気に最新のバージョンのmacOS(Big Sur)にクリーンインストールしないの?

などと思っていましたが、バックアップしたファイルやアプリを

・Time Machine
・移行アシスタント(Time Machineのバックアップデータ)

で復元・移行する際に、同じバージョン(macOS Big SurならmacOS Big Surのバックアップ)のmacOSしか互換性がないようです。
そのため、

・Time Machine
・移行アシスタント(Time Machineのバックアップデータ)

を使って、ファイルなどの復元をしたい場合は、一度最新版のmacOSにアップデートし、その状態でバックアップをとっておく必要があるようです。
ようやく一連の手順の意味が理解できました。

【参考情報】

MacでTime Machineを使ってファイルのバックアップを作成する – macOSユーザガイド | Appleサポート

 

 

手順2:現在のmacOSのデータをバックアップ

 

現在のmacOSのデータをバックアップ Time Machine

 

手順1:macOS Big Surの最新版にアップデート」でアップデートしたmacOSの状態で、「Time Machine」を使ってHDD・SSDなどの外付けストレージやクラウドなどに、完全なバックアップを取ります。

 

 

手順3:Apple IDのサインアウト

 

Apple IDのサインアウト - Macのクリーンインストール

 

サインインしている場合、「システム環境設定 – Apple ID」でサインアウトし、iCloudなどの接続を解除します。

 

Apple IDのサインアウトした状態 - Macのクリーンインストール

 

 

手順4:リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)でMacを起動

 

 

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)でMacを起動するには

電源を入れた直後に「command(⌘)キー」 + 「Rキー」を同時に押し続ける

* この起動方法では、Mac に最後にインストールされていたバージョンの macOS をインストールできるようになります。

Apple ロゴ などが表示されたら、キーから指を放す。(心配な方は押し続けても大丈夫です)

 

macOS復元(リカバリーモード):Appleロゴなどが表示されたらcommand⌘キー+Rキーのキーから指を放す

 

その後、「パスワードがわかっているユーザを選択」が表示されます。

 

パスワードがわかっているユーザを選択:ユーザーのアイコンをクリックすると「次へ」が表示される

 

ユーザーのアイコンをクリックすると「次へ」が表示されます。「次へ」をクリックします。

 

パスワードを入力し「続ける」をクリック:macOS復元・macOS復旧(リカバリーモード)

 

パスワードを入力後、「続ける」をクリックします。

 

その後、リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)が表示されます。

 

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)の表示:Macのクリーンインストール

 

参考までに、リカバリーモードには、いくつかキー入力の種類もあるようです。
また、macOS復元の例外などもAppleから公表されているようですので、該当事項がないか事前に確認をお勧めします。

出典
macOS 復元から macOS を再インストールする方法 | Apple
2020年11月16日利用

 

 

手順5:ディスクユーティリティで、ストレージのデータを消去・パーティションを作成など

 

 

注:上述の 【一般的な既知の注意点】AppleシリコンM1チップ搭載Macの方の注意点 にも掲載させていただきましたが、2020年11月21日確認時点では、2020年11月リリースの新型Mac「AppleシリコンM1チップ搭載Mac」をお使い中の方は、念のため、ここの手順を実施しないほうが賢明です。「パーティションを作成」ではなく、「消去」の機能を使ったから起こったのか?などの詳細がまだ掴めませんので、更なる情報が公表されるまで、待ちましょう。

【その後の追記】

2020年11月リリース開始されたApple M1チップ搭載Macで、macOS復旧の際に起こる、macOSを再インストールできないエラーの対応方法が、現地時間2020年11月20日に公表されたようです。

Apple Support
If you get a personalization error when reinstalling macOS on your Mac with Apple M1 chip | Apple Support
2020年11月21日利用

要点としては、「macOSの起動可能なインストーラ」をUSBなどで作成して対応するか、「ターミナル」を使って対応するようです。

 

「ディスクユーティリティ」を選択後、「続ける」をクリックします。

 

「ディスクユーティリティ」をクリック:Macのクリーンインストール

 

ディスクユーティリティの表示設定で「ボリュームのみを表示」をクリックします。
(一例です)

ディスクユーティリティの表示設定で「ボリュームのみを表示」をクリック:Macのクリーンインストール

 

ボリュームの中の「Macintosh HD」(または、「Machintosh HD -Data」)を選択した状態で、「消去」のアイコンをクリックします。

 

ボリュームの中の「Macintosh HD」(または、「Machintosh HD -Data」)を選択した状態で、「消去」のアイコンをクリック

 

任意の名前(今回は違いがわかりやすいように「Mac HD」と入力)をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「ボリュームグループを消去」をクリックするとストレージの再フォーマット(初期化)ができます。

 

任意の名前をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「ボリュームグループを消去」をクリック:Macのクリーンインストール - ストレージの再フォーマット

 

「ボリュームグループを消去」を実行しているので

「Macintosh HD」(システムボリューム)
「Machintosh HD -Data」(データボリューム)

のボリュームが削除され、

「Mac HD」(任意の名前)

の名前でストレージが再フォーマット(初期化)されます。

 

ストレージの再フォーマット中:Macのクリーンインストール

 

再フォーマット完了。

 

再フォーマット完了:Macのクリーンインストール

 

【その他の例:ディスクユーティリティで、起動ディスクを再フォーマットし、パーティションを作成】

 

他の方法として、起動ディスクのパーティションを作成すると、保存されているデータが完全に削除されるようです。
ディスクユーティリティの表示設定で、

「すべてのデバイスを表示」

を選択します。
インデント付きのボリューム名を選択するのではなく、一番上部の階層(一番上)の

ディスク全体(例:Fusion Drive)

を選択後、

「パーティション」

を選択します。その後に表示される画面で、

「パーティション作成」

を選択し、指示に従い手順を進めます。

パーティションを構成するパネルが表示後に

「フォーマット」

で、macOS Mojave以降バージョンののTime Machineのバックアップを復元する場合には

「APFS」(Apple File System)

を選択。それ以外のバージョンののTime Machineのバックアップを復元する場合は

「Mac OS拡張(ジャーナリング)」

を選択し、「適用」をクリックします。

 

 

手順6:macOS Big Surを再インストール

 

 

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)のトップ画面で、「macOS Big Sur を再インストール」を選択後「続ける」をクリックします。

 

macOS復元・リカバリーモード:macOS Big Surを再インストール

 

今回の方法では、macOS Big Surをインストールするにはインターネット接続が必要です。
事前に、画面右上部の「WiFiマーク」をクリックし設定します。

 

macOS Big Surをインストールするにはインターネット接続が必要。画面右上部のWiFiマークをクリックし設定

 

指示に従いmacOS Big Surをインストールします。

 

macOS Big Surのインストールの手順を順番に進めます

 

macOS Big Sur クリーンインストール中・・・

macOS Big Surをクリーンインストール中

 

順調に進行中・・・

macOS Big Surをクリーンインストール中:りんごマーク

 

りんごの背景が赤色に!!

 

macOS Big Surをクリーンインストール中

 

各種設定ですが、今回の「移行アシスタント」は、「今はしない」をクリックします。

 

移行アシスタント:今はしない をクリック:Macのクリーンインストール

 

「Apple IDでサインイン」は「後で設定」をクリックします。

 

Apple IDでサインイン 後で設定 をクリック::Macのクリーンインストール

 

今回の注意事項として、「移行アシスタント」で復元する場合には、クリーンインストールしたmacOS Big Surのアカウント名(ユーザ名)は復元予定のバックアップのアカウント名と違う名前にします。


・事前にバックアップ済みのmacOS Big Sur環境のアカウント名:mac
・クリーンインストールしたmacOS Big Sur環境のアカウント名:macosbigsur

 

注意事項:移行アシスタントで復元する場合、アカウント名(ユーザ名)は復元予定のバックアップのアカウント名と違う名前にします。

 

もう少し・・・

 

もう少しで成功 - Macを設定流...:Macのクリーンインストール

 

macOS Big Surのクリーンインストール完了♪

 

Macのクリーンインストール完了:macOS Big Sur

 

ストレージが、スッキリしましたね。

 

Macのクリーンインストール完了:ストレージが初期化

 

【詳細手順】macOS Big Sur版:「移行アシスタント」でアプリ・ファイルの復元

 

 

手順7:クリーンインストール前のデータの復元 & 環境設定、アプリを自力で再インストールなど

 

 

今回は、事前に作成している元々使っていたアプリなどがあるmacOS Big Surのバックアップデータが保存されている外付けHDDをMacに接続し起動します。

 

外付けHDDをMacに接続し起動:バックアップデータで復元

 

接続が確認できたら、Launchpad内の「その他 – 移行アシスタント」をクリックし「移行アシスタント」を起動します。

 

データ復元:Launchpad内の「その他 - 移行アシスタント」をクリック

 

「移行アシスタント」起動後に、「続ける」をクリックします。

 

「移行アシスタント」続ける をクリック

 

「Mac、 Time Machineバックアップ、 または起動ディスクから」を選択し「続ける」をクリックします。

 

「Mac、 Time Machineバックアップ、 または起動ディスクから」を選択し「続ける」をクリック

 

「このMacに情報を転送」で「続ける」をクリックします。

 
移行アシスタント:このMacに情報を転送

 

復元したいアプリやファイルのあるバックアップデータを選択し、「続ける」をクリックします。

 

復元したいアプリやファイルのあるバックアップを選択:移行アシスタント

 

「転送する情報を選択」で復元したい項目を選択し、「続ける」をクリックします。

 

転送する情報を選択:移行アシスタント Macのクリーンインストール データ復元

 

転送する情報を選択

・アプリケーション
・ユーザー
・その他のファイルとフォルダ
・システムとネットワーク

 

今回は、全てにチェックを入れてデータを転送します。

 

以下の設定で実行しました。(お好みに応じて)

「このMacから既存のユーザ “macOS Big Sur(クリーンインストール時のユーザー名)” を削除して別のMacから “mac(バックアップ時のユーザー名)” を転送」

「削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。」

 

移行アシスタントの設定:このMacにはすでにアカウントが存在します。 このMacの管理者アカウントを削除しますか? それとも両方のアカウントを残しますか?削除されたユーザのデータを "ユーザ" フォルダに残します。

このMacにはすでにアカウントが存在します。 このMacの管理者アカウントを削除しますか? それとも両方のアカウントを残しますか?

● このMacから既存のユーザ “macOS Big Sur(クリーンインストール時のユーザー名)” を削除して別のMacから “mac(バックアップ時のユーザー名)” を転送

■ 削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。

○ 両方のユーザアカウントを残す

 

転送中・・・
外付けHDDなので転送速度が遅い・・・

 

転送中 - 移行アシスタント Macのクリーンインストール データ復元

 

転送完了?
と同時に、機能拡張ブロックの嵐・・・

 

転送完了!機能拡張ブロックの嵐・・・Macのクリーンインストール

 

その後、りんごマークの起動画面に

転送後、Macが起動中・・・

 

移行完了の表示。

 

 macOS Big Sur環境の復元

 

ログインします。

 

データ移行後のMacにログイン

 

その後、

・アクセシビリティ
・Apple IDでサインイン(Apple IDセキュリティ・iCloudの設定)

などの各種設定をします。

 

もうすぐ完了。

 

Macを設定中:移行アシスタントでデータ移行後の設定

 

お疲れ様でした。

 

【完了】macOS Big Sur版:「移行アシスタント」でアプリ・ファイルの復元

 

実際は、以下のようにガチャガチャした画面になりました・・・・

Xcodeの検証中が始まり・・・・

 

【実際の完了の様子】macOS Big Sur版:「移行アシスタント」でアプリ・ファイルの復元

 

 

やってみて分かったこと・注意点など:Macのクリーンインストール&移行アシスタント

 

 

クリーンインストールに関して・所要時間など

 

 

所用時間:約2時間

 

今回の方法では、OSのインストール時には、事前にインターネット接続をする必要があるようでした。
WiFiを接続後、無事にOSのインストールができました。
クリーンインストール自体は、手順さえわかればスムーズにできそうでした。

 

 

移行アシスタントでファイルデータ・アプリなど復元に関して・所要時間など

 

 

所用時間:約3時間

* 上記に加え、メールの読み込みや、システム環境設定の各種再設定などで時間が取られます。

今回は「移行アシスタント」で選択できる全てを移行させてみました。

 

移行アシスタント・転送する情報を全て選択:Macのクリーンインストール

 

転送する情報を選択

・アプリケーション
・ユーザー
・その他のファイルとフォルダ
・システムとネットワーク

 

300GBほどのデータでしたが、「Time Machine」のバックアップを外付けHDDにしていたこともあり、表示される転送速度が

数十MB/秒〜時折 1桁 MB/秒

ということで、かなり時間がかかるようでした。おそらくですが、外付けSSDにバックアップをとっている方はもっと転送速度が速いのではないかと思います。

今回の自分の環境では、Macのクリーンインストール〜「移行アシスタント」で完全にファイルやアプリなどのデータを復旧させるには

・「5時間

の時間がかかりました。
これに加え「移行アシスタント」でアプリを復旧後には、メールの読み込みや、検証作業もあるので、しばらくはMacがもたつきやすいのではないかと思います。

 

 

– クリーンインストールで作成したユーザー名で作成したファイルについて –

 

「移行アシスタント」の設定で

 

移行アシスタントの設定:このMacにはすでにアカウントが存在します。 このMacの管理者アカウントを削除しますか? それとも両方のアカウントを残しますか?削除されたユーザのデータを "ユーザ" フォルダに残します。

このMacにはすでにアカウントが存在します。 このMacの管理者アカウントを削除しますか? それとも両方のアカウントを残しますか?

● このMacから既存のユーザ “macOS Big Sur(クリーンインストール時のユーザー名)” を削除して別のMacから “mac(バックアップ時のユーザー名)” を転送

■ 削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。

○ 両方のユーザアカウントを残す

 

削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。」にチェックした場合、「Finder」で「ユーザ」を検索すると

・「ユーザ – 削除されたユーザ – macosbigsur(クリーンインストール時のユーザー名)」

 

Finderで「ユーザ」を検索。「削除されたユーザ」内に作成したファイルあり

 

内に、クリーンインストール時のユーザー名で作成したファイルなどが保存されるようになります。
削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。」のチェックを外した場合は、今回の方法ではクリーンインストール時のユーザー名で作成したファイルが消去されるので注意してください。

 

 

-「場所が変更された項目」について –

 

「場所が変更された項目」のショートカット - Macのクリーンインストール・移行アシスタント

 

「移行アシスタント」でデータの復旧後、デスクトップに

「場所が変更された項目」

というショートカットが表示されました。

中の情報を見てみると

場所が変更された項目とは?(PDF)

前回のmacOSアップデートまたはファイル移行中に、一部のファイルを新しい場所に移動できませんでした。このフォルダには、移動できなかったファイルが含まれています。〜

などの説明が記載されているPDFが見つかりました。今回は、そのまま削除してしまいました。

 

 

– メールについて –

 

Macのデフォルトアプリの「メール」は、「移行アシスタント」でデータの復旧完了後すぐに起動し、以下の画面になりました。

 

メールのメッセージを読み込み後、バックアップしていたフォルダやメールが確認できました。-Macクリーンインストールでメール復旧

 

しばらく時間がかかりましたが、メールのメッセージを読み込み処理後は、バックアップしていたフォルダやメールが確認できました。

 

 

– FileVault(ディスク内容の暗号化)設定について –

 

今回は、クリーンインストールの際に設定したディスクのフォーマット形式を「APFS(Apple File System)」に設定しました。

 

クリーンインストールの際に設定したディスクのフォーマット形式を「APFS(Apple File System)」に設定

 

バックアップしていたmacOSは、「システム環境設定 – セキュリティとプライバシ – FileVault」で「FileVault」を有効にして、ディスク内容の暗号化をしていたため、

APFS(暗号化)

の状態でした。
「移行アシスタント」でアプリやファイルなどを復元するとどうなるか気になっていましたが、結果は

 

APFSのフォーマット形式の環境に移行アシスタントでアプリ・ファイル復元 FileVaultはオフに

 

APFSのフォーマット形式の環境のため「FileVault」をオフになっているようでした。
暗号化したい場合は、フォーマット形式を「AFPS(暗号化)」などにしておけば良いということでしょうか?(実際に試せていません)

 

暗号化したい場合は「APFS(暗号化)」などを選ぶ?Macクリーンインストール

 

 

– Launchpadのアプリの並びについて –

 

Launchpadのアプリの並びについて:トップは純正の標準アプリ・他ページはグチャグチャにに

 

「Launchpad」のトップページはApple純正の標準アプリが並びます。その他のページは、これまでインストールしたアプリがグチャグチャに並んでいました。
必要に応じて、並び替える必要はありそうです。

 

 

-「システム環境設定」のセキュリティ系の設定について –

 

マウスやペンタブレットのドライバーは、バックアップしていたmacOSのものが引き継がれましたが、機能を有効化するためのセキュリティ設定を、再度、「システム環境設定 – セキュリティとプライバシ – プライバシー:入力監視・アクセシビリティ」で許可する必要がありました。

 

マウス・ペンタブレットのドライバーは、機能を有効化するためのセキュリティ設定を、再度、「システム環境設定 - セキュリティとプライバシ - プライバシー:入力監視・アクセシビリティ」で許可する必要がありました。

 

また、上述のようにバックアップしていたmacOSは、「FileVault」を有効にして、ディスク内容の暗号化をしていましたが、再度、有効化する必要がありました。

 

 

– ブラウザに登録してあった情報(パスワード・ブックマークなど) –

 

 

そのまま無事にいつも通り使えました。

 

 

-アプリの「検証作業」に時間がかかる・重くなる –

 

「移行アシスタント」でアプリを復旧後に、すぐに「Xcode」のアプリの検証がバックグラウンドで実行されているようでしたが、時間がかかり、その間は、Macの挙動が重くなりがちでした。
基本的に、初回起動時のアプリは、以下の画像のように

 

アプリの検証中の表示 - Number・Xcodeなどは検証中の際にMacが重くなる

 

検証中となるようです。
比較的すぐに検証作業が終わるアプリもあれば長い時間がかかるアプリもあるようでした。

 

 

まとめ

 

 

Macのクリーンインストール〜データの完全復旧をする場合は、

・時間が十分に取れる日に行う!!

これにつきます。

事前に片付けれれる作業や仕事は終わらせておいたり、クリーンインストールとデータ復旧後に、早急なMacを使ってしなければいけない用件がない日に実施することをお勧めします。

とてつもなく長い記事になってしまいました…
ここまでたどりついた方、長文の閲覧ありがとうございました m(._.)m

 

 

【macOS Big Sur編】Macのダウングレード方法 – Time Machine復元

 

【macOS Big Sur編】Macのダウングレード方法 - Time Machine復元(Big Sur→Catalina編)

 

情報収集の利便性を考え、ダウングレードする方法も以下の記事にまとめておきました。
macOS Big Surにアップデート前の状態に完全に復元・戻したい場合には、やはり、日頃のバックアップがものをいいます。

【macOS Big Sur編】Macのダウングレード方法 – Time Machine復元(Big Sur→Catalina編) 

 

by 子供プログラマー | プログラミング入門ウェブ教室

 

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