【macOS Big Sur編】Macのダウングレード方法 – Time Machine復元(Big Sur→Catalina編)

【macOS Big Sur編】Macのダウングレード方法 - Time Machine復元(Big Sur→Catalina編)

 

予定:【動画で解説】macOS Big Sur版:Macのダウングレード方法 – Time Machine復元(Big Sur→Catalina編)

 

 

(投稿予定です)
11月中には、この記事の動画を公開したいと思います…
その他にも、macOS Catalina時代のTime Machineのバックアップがない状態でのダウングレード方法の解説記事・動画も企画中です。お楽しみに♪

以下のYouTubeチャンネルで動画を投稿予定です。
RehabC – デジタルで、遊ぶ。 (YouTube)

 

この記事では、macOS Big Surにアップデート(アップグレード)してみたものの、何かしらの理由によりダウングレード・アンインストールしたい方の情報収集の利便性を考え、Time Machineのバックアップデータを利用して、以前のmacOS Catalinaへのダウングレードとアプリやファイルの環境の復元をする方法をまとめておきたいと思います。

尚、一連の手順や注意事項などは、記事・動画投稿時点までに個人で情報収集できた範囲の情報となります。このページを訪問してくださった方が、記事閲覧や動画視聴時点には、新たな注意事項や仕様の変更なども考えられますので、他の方の投稿なども併せてご参照していただくと安心かと思います。

実際に、Macのダウングレードを実行する際には、自己責任のもとで実行していただきますようお願いします。

 

 

【手順の概略】Macのダウングレード方法 – Time Machine復元(macOS Big Sur → macOS Catalina編)

 

 

【方法・手順の概略:macOS Big surの場合の一例】

 

手順1
:USBなどに必要ファイルの保存・バックアップ

手順2
:Apple IDのサインアウト(iCloudの設定「Macを探す」を解除・iCloudの接続解除など)

手順3
:旧macOS(例:Catalina)のバックアップデータの準備(HDD・SSDなどの外付けストレージやクラウドなどのバックアップ)

手順4
:リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)でMacを起動
– 電源を入れた直後に「command(⌘)キー」 + 「Rキー」を同時に押し続ける
– AppleシリコンM1搭載Macの場合「起動オプションを読み込み中」と表示されるまでMacのパワーボタンを押し続ける

手順5
:ディスクユーティリティで、ストレージのデータを消去・パーティションを作成など

手順6
:Time Machineから復元

 




 

【一般的な既知の注意点】

 

AppleシリコンM1チップ搭載Macの方の注意点

2020年11月からリリースされたAppleシリコンM1チップ搭載Macについての注意事項が、2020年11月21日時点で、個人ユーザーの方から情報が投稿されているようでしたので簡単にまとめておきます。
要点としては、macOS復旧などで、ディスクユーティリティで
「SSD消去後に、macOSを再インストール」
すると文鎮化する(使えなくなる)ようです。OSの再インストールのみであればよさそうとこと。

その1
M1チップ搭載MacのBig SurのOS復元や再インストールについての報告ツイート(個人ユーザー)| Twitter
2020年11月21日利用

その2
その2:M1チップ搭載Macのクリーンインストールのトラブルについてのツイート(個人ユーザー)| Twitter
2020年11月21日利用

その3
M1チップ搭載Macのクリーンインストールの注意喚起(個人ユーザー)| Twitter
2020年11月21日利用

その4
新型 M1 Macmini 放送中に文鎮化する奇跡の放送(YouTube動画)
(3時間12分18秒あたりなどでエラー表示)

新型M1 Mac miniが文鎮化しました! 復旧できません! 初期不良?(YouTube動画)

その5
Q:macOSの初期化・再インストールが行えなく困っています- デバイス:Macbook Air(M1チップ:2020) | Appleコミュニティ
2020年11月23日利用

最新の情報や、Appleの対応状況などはご自身でもよくお調べください。

【追記:AppleシリコンM1チップ搭載Macで、macOS復旧の際にmacOSを再インストールできないことへの対応方法】

2020年11月リリース開始されたApple M1チップ搭載Macで、macOS復旧の際に起こる、macOSを再インストールできないエラーの対応方法が、現地時間2020年11月20日に公表されたようです。
まだご存知でない、該当機種のMacユーザーの方はチェックしてみてください。

Apple Support
If you get a personalization error when reinstalling macOS on your Mac with Apple M1 chip | Apple Support
2020年11月21日利用

また、macOS復旧などの起動方法に違いがあるようですので以下のページも事前にご確認ください。

Appleサポート
Appleシリコンを搭載したMacでmacOS復旧を使用する | Appleサポート
2020年11月23日利用

 

・「Macを探す」の解除・Apple IDをサインアウトした状態で実行。

今回は、あまり関係ないかもしれませんが、macOS復元などでOSを再インストールする際などに

・Apple T2 セキュリティチップを搭載のMacの場合の不具合の報告

も散見しますので念のため、今回は「Macを探す」を解除しておきます。
以下の記事を一部参考にしています。

macOS復元(macOS復旧)システムの使い方など
工場出荷版のソフトウェアを復元 – Apple Beta Software Program | Apple
2020年11月21日利用

 

・Time Machineを活用した「完全復元」について

macOSをダウングレードする際に、クリーンインストール(ストレージ内のデータを削除後に初期化した状態でmacOSをインストールする方法)を実行後に「移行アシスタント」で、最新のmacOS(Big Sur)で作成したバックアップデータを利用して、古いバージョンのmacOS(Catalina)にデータを移行(復旧・復元)することを考えている方は、注意が必要そうです。事前に以下の情報をよくご確認ください。

最新のmacOSで作成したバックアップを、ダウングレードのmacOS環境で使う場合に困った事例
Q:10.14→10.10 ダウングレード。Timemachineのデータ を移行したい | Appleコミュニティ

 

・Time Machineの仕様について

Time Machineの仕様について

重要: Big Surを搭載したMacでバックアップを作成した場合、そのバックアップは古いバージョンのmacOSを搭載したMacとは互換性がありません。

Time Machineの説明で記載されている仕様
MacでTime Machineを使ってファイルのバックアップを作成する – macOSユーザガイド | Appleサポート
2020年11月21日利用

 

・macOS Big Surの環境で作成したファイルなどについて

今回の方法では、古いバージョンのmacOS(Catalina)環境の時の状態に戻ります。そのため、macOS Big Surの環境で作成したファイルなどについては、あらかじめ、USBなどに必要なファイルなどを保存しておき、データを移行させる必要があります。

 

 

【詳細手順】macOS Big Sur版:Macのダウングレード方法 – Time Machineのバックアップデータで復元

 

事前に、上述の 【一般的な既知の注意点】 をチェックし、該当となる注意点で対応をした状態で以下の手順を実行します。

 

 

手順1:USBなどに必要ファイルの保存・バックアップ

 

 

【一般的な既知の注意点】で上述のように、今回紹介する方法では、古いバージョンのmacOS(Catalina)環境の時の状態に戻ります。
macOS Big Surの環境で新たに作成したファイルなどは消えますので、USBなどにファイルを保存しておく必要があります。

 

 

手順2:Apple IDのサインアウト(「Macを探す」を解除)

 

 

iCloudの設定で「Macを探す」を解除し、Apple IDにサインインしている場合は、Apple IDからサインアウトします。

【一般的な既知の注意点】で上述のように、今回は、該当しないかもしれませんが、macOS復元などでOSを再インストールする際などに

・Apple T2 セキュリティチップを搭載のMacの場合の不具合の報告

も散見しますので念のため、「Macを探す」を解除しておきます。

 

Apple IDのサインアウト - Macのクリーンインストール

 

「システム環境設定 – Apple ID」でサインアウトし、iCloudなどの接続を解除。

 

 

手順3:旧macOSのバックアップデータの準備

 

 

旧バージョンのmacOS(例:Catalina)のバックアップデータを準備します。(HDD・SSDなどの外付けストレージやクラウドなどのバックアップ)
外付けストレージ(外付けドライブ:例 外付けHDD・外付けSSD)に、Time Machineのバックアップを保存している場合は、事前に(電源をいれた状態で)Macに接続しておきます。

ネットワークディスク・クラウドにTime Machineのバックアップがある方は、ファイルサーバーのアドレスを控えておきます。

 

 

手順4:リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)でMacを起動

 

 

リカバリーモードのmacOS復旧(macOS復元)を起動させるには、

・電源を入れた直後に「command(⌘)キー」 + 「Rキー」を同時に押し続ける
(AppleシリコンM1搭載Macの場合「起動オプションを読み込み中」と表示されるまでMacのパワーボタンを押し続けます。その後、「オプション」をクリックしてから、「続ける」をクリックし手順を進めます)

と通常とは違う表示になります。
今回は使いませんが、参考情報として、上記の起動方法では「macOSを再インストール(macOS Big Surを再インストール)」のところで、Macに最後にインストールされていたバージョンの macOS をインストールを選択できる起動方法のようです。

 

Apple ロゴ などが表示されたら、キーから指を放す。(心配な方は押し続けても大丈夫です)

 

macOS復元(リカバリーモード):Appleロゴなどが表示されたらcommand⌘キー+Rキーのキーから指を放す

 

その後、「パスワードがわかっているユーザを選択」が表示されます。

 

パスワードがわかっているユーザを選択:ユーザーのアイコンをクリックすると「次へ」が表示される

 

ユーザーのアイコンをクリックすると「次へ」が表示されます。「次へ」をクリックします。

 

パスワードを入力し「続ける」をクリック:macOS復元・macOS復旧(リカバリーモード)

 

パスワードを入力後、「続ける」をクリックします。

 

その後、リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)が表示されます。

 

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)の表示:Macのクリーンインストール

 

参考までに、リカバリーモードには、いくつかキー入力の種類もあるようです。

出典
macOS 復元から macOS を再インストールする方法 | Apple
2020年11月21日利用

 

 

手順5:ディスクユーティリティで、ストレージのデータを消去・パーティションを作成など

 

 

注:上述の 【一般的な既知の注意点】AppleシリコンM1チップ搭載Macの方の注意点 にも掲載させていただきましたが、2020年11月21日確認時点では、2020年11月リリースの新型Mac「AppleシリコンM1チップ搭載Mac」をお使い中の方は、念のため、ここの手順を実施しないほうが賢明です。「パーティションを作成」ではなく、「消去」の機能を使ったから起こったのか?などの詳細がまだ掴めませんので、更なる情報が公表されるまで、待ちましょう。

【その後の追記】

2020年11月リリース開始されたApple M1チップ搭載Macで、macOS復旧の際に起こる、macOSを再インストールできないエラーの対応方法が、現地時間2020年11月20日に公表されたようです。

Apple Support
If you get a personalization error when reinstalling macOS on your Mac with Apple M1 chip | Apple Support
2020年11月21日利用

要点としては、「macOSの起動可能なインストーラ」をUSBなどで作成して対応するか、「ターミナル」を使って対応するようです。

 

ディスクユーティリティで、ストレージのデータを消去します。
以下のAppleのページでは、

macOS復元(macOS復旧)システムの使い方など
工場出荷版のソフトウェアを復元 – Apple Beta Software Program | Apple
2020年11月21日利用

ディスクユーティリティで、起動ディスクの再フォーマットする方法として

・パーティション作成

する方法が紹介されているようでした。文面を読む限りでは、結局、データを消去しているようです。
個人で調べられる範囲で、関連情報を探してみると

・パーティション作成の際に、意図的に割合を変更させて挙動を確認した際に困ったケース

の投稿もあるようでした。具体的には、元のシステムの比率を残して新たなパーティションを作成したところ、元のシステム領域は使えない状態になったようです。
上記のようなリスクも考えられるので、

・消去

の機能を使って再フォーマットをする方法を解説しておきます。

 

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)のトップ画面で、

・「ディスクユーティリティ」

を選択後、「続ける」をクリックします。

 

「ディスクユーティリティ」をクリック:Macのクリーンインストール

 

ディスクユーティリティの表示設定で「ボリュームのみを表示」をクリックします。
(一例です)

ディスクユーティリティの表示設定で「ボリュームのみを表示」をクリック:Macのクリーンインストール

 

ボリュームの中の「Macintosh HD」(または、「Machintosh HD -Data」)を選択した状態で、「消去」のアイコンをクリックします。

 

ボリュームの中の「Macintosh HD」(または、「Machintosh HD -Data」)を選択した状態で、「消去」のアイコンをクリック

 

任意の名前(今回は違いがわかりやすいように「Mac HD」と入力)をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「ボリュームグループを消去」をクリックするとストレージの再フォーマット(初期化)ができます。

 

任意の名前をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「ボリュームグループを消去」をクリック:Macのクリーンインストール - ストレージの再フォーマット

 

「ボリュームグループを消去」を実行しているので

「Macintosh HD」(システムボリューム)
「Machintosh HD -Data」(データボリューム)

のボリュームが削除され、

「Mac HD」(任意の名前)

の名前でストレージが再フォーマット(初期化)されます。

 

ストレージの再フォーマット中:Macのクリーンインストール

 

再フォーマット完了。

 

再フォーマット完了:Macのクリーンインストール

 

【他の方法例:ディスクユーティリティで、起動ディスクを再フォーマットし、パーティションを作成】

 

起動ディスクのパーティションを作成すると、保存されているデータが完全に削除されるようです。
ディスクユーティリティの表示設定で、

「すべてのデバイスを表示」

を選択します。
インデント付きのボリューム名を選択するのではなく、一番上部の階層(一番上)の

ディスク全体(例:Fusion Drive)

を選択後、

「パーティション」

を選択します。その後に表示される画面で、

「パーティション作成」

を選択し、指示に従い手順を進めます。

パーティションを構成するパネルが表示後に

「フォーマット」

で、macOS Mojave以降バージョンののTime Machineのバックアップを復元する場合には

「APFS」(Apple File System)

を選択。それ以外のバージョンののTime Machineのバックアップを復元する場合は

「Mac OS拡張(ジャーナリング)」

を選択し、「適用」をクリックします。

 

 

手順6:Time Machineから復元

 

 

Time Machineのバックアップデータから、旧バージョンのmacOS(Catalina)の際に作成しておいたバックアップデータを使って、以前の環境を復元します。

リカバリーモード(macOS復元・macOS復旧)のトップ画面で、

・「Time Machineのバックアップディスク」

を選択後、「続ける」をクリックします。

 

「Time Machineのバックアップディスク」をクリック:Macのダウングレード方法 - Time Machine復元(Big Sur→Catalina編)

 

その後、以下の手順を進めます。

– 復元したいバックアップを選択。
*旧macOSの時に作成した一番新しいデータを選択(例.macOS Catalinaで最後に作成したバックアップ)

– バックアップ内容の保存先ディスクの選択。

復元が完了後、必要に応じて、事前にUSBなどに保存しておいたファイルを戻します。

 

【Time Machineのバックアップデータがネットワークディスク・クラウドにある場合】

 

事前に、画面右上部の「WiFiマーク」をクリックしWiFiの設定をします。

 

インターネット接続完了後に、

「復元元を選択」

で、左下の

「その他のサーバ…」

をクリック後に表示される画面

Time Machineバックアップに使用されているファイルサーバーのアドレスを入力してください。

で、事前に控えておいたファイルサーバーのアドレスを入力し

「接続」

をクリックし、設定を進めます。

 

 

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その他にも、macOS Catalina時代のTime Machineバックアップをとっていなくて困っている方用に、macOS Big Surにアップデート後にCatalina環境も同時に使える方法をまとめておきました。
思いの外、使い勝手が良さそうです。

Macのダウングレード前に知りたかった…デュアルブートで新旧macOS二刀流(Big Sur+Catalina編):解説動画付き

 

 

by 子供プログラマー | プログラミング入門ウェブ教室

 

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