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最近目にする、バーチャル背景? Zoomとは何?
最近、気になる話題として、在宅勤務に関連するサービスに関心がありますが、以下の記事
:【在宅勤務で気になる!?】バーチャル背景・テレワーク背景 まとめ
でも取り上げさせて頂いた
・バーチャル背景
というものの需要があるようですね。
バーチャル背景は、
をはじめとするビデオ会議システム用等での「オンライン会議」や「オンライン授業」「オンライン飲み会」用の背景画像のようです。
インターネットメディア等でZoomを利用したビデオ通話をしているのを見たのが、Zoomというものの存在を知ったきっかけでしたが、その時点では
「 へえ〜。通信接続が安定していて、便利なビデオ会議システムがあるんだ〜 」
程度の認識で、素通りでした。
その後、SNSでテレワーク・オンライン授業関連の情報を調べていると
「 Zoomミーティング 」
「 Zoom研修 」
「 Zoom飲み会 」
等というZoom関連の言葉やZoomを使っている等の投稿を見かけることが多いことに気がつきました。
調べてみると、Zoomのサービスは2013年1月に開始されており、その当時から数百万人単位の方が利用されていたようです。Zoomの紹介動画はこちら
Zoom 会議 | ZoomのYoutubeチャンネル(動画)
視聴時間:46秒
デバイスを選ばずに簡単に、高画質・高音質のビデオ会議(通話)が出来るのが、Zoomの魅力なようです。
また、Zoomの利点として、顔を見ながら大人数で何かをする際に活躍しそうですね。
【2020年4月時点まで】Zoomのセキュリティ・脆弱性は?
ブーム?にのって、安易な気持ちで、
「 自分もちょっとZoomを使ってみようかな? 」
と思いましたが、アプリのレビューをはじめ、念のためさらに詳細の情報を調べてみると・・・・
「 セキュリティやプライバシーが・・・○×△なので、危険!やめとけ 」
等というセキュリティの甘さや、脆弱性、Zoomの使用禁止を始めとした批判的な記事が2020年3月〜4月にかけて投稿されているのが気になりました。
以下、セキュリティ上の問題の一例です。
セキュリティ上の問題
2018年11月には、セキュリティ上の脆弱性(CVE-2018-15715)が発見された。リモートの認証されていない攻撃者が、会議出席者またはZoomサーバーからのUDPメッセージを偽装し、ターゲットクライアントの機能を呼び出せる。攻撃者は会議から出席者を削除したり、ユーザーからのメッセージを偽装したり、共有画面をハイジャックしたりできる。2019年7月、セキュリティ研究者のJonathan Leitschuhはゼロデイ脆弱性を開示したこの脆弱性により、任意のWebサイトがmacOSユーザーをズームコールに強制参加させられると示した。macOSでZoomクライアントをアンインストールしようとすると、ソフトウェアはバックグラウンドで自動的に再インストールを続ける。最初のインストール中にクライアントを削除しようとしてもアクティブのままである非表示のZoom由来のWebサーバーが残る問題があった。即日Zoomはアップデートを提供し、Appleはサイレントアップデートで対処した。
2020年3月、ユーザの承認を経ず勝手にインストールする問題とroot権限を奪取しようとするセキュリティ問題を指摘され、4月2日に修正アップデートを実施した。
中国にデータを送信していた問題を受け、SpaceXとNASAはZoomの使用を禁止している。ニューヨーク市は学校での使用を禁止し、Microsoft Teamsへ移行させた。他にも、アメリカ上院、ドイツ外務省、台湾の政府機関、オーストラリア政府、GoogleもZoomの使用禁止、または制限等の措置をとっている。
出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
Zoomビデオコミュニケーションズ – 最終更新 2020年4月15日 (水) 08:20
2020年4月17日利用時点
その他の諸々の問題と経過はこちらの記事で確認出来ると思います。
:Zoomのセキュリティ強化が続く。90日後には使い勝手の良さとセキュリティが両立する可能性も。| Yahoo!ニュース 2020年4月15日
2020年4月17日利用
2020年4月1日(現地時間)にZoomから公表されている情報
:ユーザーへのメッセージ – 2020年4月1日 by Eric S. Yuan | Zoom
2020年4月17日利用時点
によると90日間は、セキュリティ対策等に専念してくださるようです。
現状で使われる方は、適宜アップデート状況を確認し、最新版を使った方が良さそうですね。
2020年4月15日版のセキュリティプランの進捗状況はこちら
:90-Day Security Plan Progress Report: April 15 – APRIL 15, 2020 BY ZOOM | Zoom
* 2020年4月18日確認時点では、言語設定「English」の場合に表示されているようでした
これまで世界・日本に普及したアプリも経験した世間の目
思い起こしてみると、これまで世界や日本に普及した
・Google/YouTube
・Facebook
・Twitter
・LINE
等も当初は様々なことが言われていたような気がします(場合によっては今も・・・)。
その他にもパソコンのシステムの
・Windows
・macOS
や、スマホのシステム
・Android
・iOS
に関しても日々見つかる脆弱性に対してアップデートを繰り返している状態ですものね・・・
自分の浅はかな知識で、インターネットを活用したソフトウェアの歴史を振り返ってみると
「 使い勝手が良く、無料の範囲でも、その時代の多くの方の課題を解決出来るものは伸びる。 」
「 今後伸びるソフトウェアは一度叩かれる。 」
という大まかな傾向があるのではないかと感じています。
リモートワークやオンライン授業等と、オンライン化が加速されている現状では、Zoomが今後日本に広まることは、感の鋭い方であれば分かるのではないかと思います。
世界中で爆発的に利用者が急増する中で、注目度の集まるZoomですが、多くの方に注目されることで、より安全な形で使えるアプリ・システムに改善されることを期待しています。
セキュリティ関連の経過を見つつ、そのうちに試してみようかと思います。
– Zoomのセキュリティ・脆弱性を気にしていたら、実はWindowsが…(2020年3月・4月)
– 【在宅勤務で気になる!?】バーチャル背景・テレワーク背景 まとめ