【macOS Monterey対応版】起動可能なインストーラの作成方法・注意点など

【macOS Monterey対応版】起動可能なインストーラの作成方法

 

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【動画で解説】macOS Monterey対応版
– 起動可能なインストーラの作成・注意点・使い方まで

 

 


視聴時間:11分40秒

 




 

【動画の内容:macOS起動可能なインストーラの作成方法】

0:00 起動可能なインストーラとは?互換性の注意点
1:07 USBのフォーマット方法
1:36 補足説明:Montereyのダウンロード方法
4:46 新旧のmacOSのダウンロード方法
6:04 補足説明:sudoコマンドについて
7:58 起動可能なインストーラの使い方
8:13 補足説明:起動ディスクを一度だけ変更するIntel・M1・Macmini。T2チップの注意点

 

【注意喚起:2021年11月11日時点】

M1 MacでmacOS MontereyからmacOS Big Surへダウングレードを検討中の方へ:

macOS Big Surが出荷時の状態のM1 Macの方で、macOS Montereyの環境で起動可能なUSBインストーラが使えない事例も報告を受けています。そのため、macOS Monterey バージョン12.0.1 の環境のM1 Macで、起動可能なUSBインストーラが使えない可能性も懸念されます。
実際に起動できるか試して、起動できない場合、今後、より多くの情報が出てくるまでは、念のためダウングレードは待った方が安全ではないかと思います。

 

macOSの起動可能なインストーラを作成するために必要な

・USBやSDカードなどの外部ドライブのフォーマット(Mac OS拡張への初期化方法)の手順
・新旧のmacOSのダウンロード方法
・起動可能なインストーラ作成のために必要なコードとターミルでの使い方
・作成したmacOSの起動可能なインストーラの使い方
(Montereyから、Big Surにダウングレードするための考え方の例)

や、一連の手順での注意点などについて動画で解説してみました。
macOS起動可能なインストーラを使うことで、

指定した歴代のmacOSバージョンへの:
・アップグレード(アップデート)
・ダウングレード
・デュアルブート環境の構築

などができます。
指定したバージョンに関する注意点としては、

・Macの互換性の問題

があるようです。そのため、どのバージョンのmacOSでも使えるというわけではなさそうですので、事前に動画で紹介しているAppleの公式サイトの情報をよくご確認ください。

また、利用中のmacOSのバージョンよりも、過去の世代の古いmacOSをダウンロードした際に、

古いmacOSダウンロード後のエラー表示:macOS Big Sur インストールは新しいバージョンのmacOSからは開けません。

macOS Big Sur インストールは新しいバージョンのmacOSからは開けません。

というエラー表示が出ますが、macOS起動可能なインストーラを作成することはできますので「終了」をクリックして、手順を進めてください。

 

 

 

動画で紹介しているAppleのサイトへのリンク・起動可能なインストーラ作成のためのコード

 

 

*各リンクは、2021年10月31日利用

 

macOS起動可能なインストーラの作成関連

 

 

macOS の起動可能なインストーラを作成する方法 | Appleサポート

動画で使用している起動可能なインストーラ作成用コード(Big Surの例)

sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume

* 「Mac OS拡張」にフォーマットした際につけた名前を「MyVolume」にすると上記のコードをターミナルにコピー&ペーストするだけで、実行できます。詳しくは、動画を参照ください。

 

ターミナル:macOS起動可能なインストーラ作成用コード(Big Surの例)

 

How to create a bootable installer for macOS | Apple Support
* macOS Montereyのダウンロード・起動ディスク作成コード

 

 

ターミナル:sudoコマンドの利用に関する注意点と対応方法

 

 

ターミナルで sudo コマンドを使うには管理者パスワードが必要 | Appleサポート

 

 

Macの互換性に関する注意喚起

 

 

Mac に付属していたバージョンまたはそれより新しい互換性のあるバージョンの Mac オペレーティングシステムを使う | Appleサポート

– 引用 –

互換性のない macOS を使おうとすると、Mac が起動しなかったり、想定外の症状が現れたりする場合があります。

以前のバージョンの macOS を入手する | Appleサポート

– 引用 –

Mac に当初付属していた macOS のバージョンが、その Mac で使える一番古いものになります。たとえば、出荷時に macOS Big Sur を搭載していた Mac には、macOS Catalina 以前をインストールすることはできません。

 

 

Macの機種別:Macの起動ディスク変更方法とT2チップの注意点

 

 

Macの起動ディスクを変更する | macOSユーザガイド – Appleサポート
* Intel Mac・M1 Mac・Mac miniの起動ディスク変更方法

Macの起動セキュリティユーティリティとは? | macOSユーザガイド – Appleサポート
* T2チップ

起動セキュリティユーティリティについて | macOSユーザガイド – Appleサポート
* T2チップ搭載Macで認識しないなどの対応方法

 

 

Macの機種別:起動可能なインストーラの使い方

 

 

起動可能なインストーラの使い方もAppleの公式サイトに公開されています。

 

– 引用 –

起動可能なインストーラを使う

お使いの Mac が Apple シリコンを搭載しているかどうかを確認し、以下の該当する手順を実行します。

 

Apple シリコン

1.インストールする macOS のバージョンと互換性のある Mac をインターネットに接続し、起動可能なインストーラをその Mac に接続します。

2.Mac の電源を入れ、起動オプションのウインドウが表示されるまで、電源ボタンを押し続けます。起動オプションのウインドウには、起動可能なボリュームが表示されます。

3.起動可能なインストーラを含むボリュームを選択し、「続ける」をクリックします。

4.macOS インストーラが開いたら、画面の案内に従います。

 

Intel プロセッサ

1.インストールする macOS のバージョンと互換性のある Mac をインターネットに接続し、起動可能なインストーラをその Mac に接続します。

2.Mac の電源を入れた直後または Mac を再起動した直後に「option (alt) ⌥」キーを押し続けます。

3.暗めの画面に起動可能なボリュームが表示されたら、「option」キーを放します。

4.起動可能なインストーラを含むボリュームを選択します。上向き矢印をクリックするか、「return」キーを押します。
起動可能なインストーラから起動できない場合は、起動セキュリティユーティリティの「外部起動」の設定が、外部メディアからの起動を許可するようになっているか確認してください。

5.言語の選択画面が表示されたら、選択します。

6.「ユーティリティ」ウインドウから「macOS をインストール」(または「OS X をインストール」) を選択し、「続ける」をクリックして、画面の指示に従います。

出典:
macOS の起動可能なインストーラを作成する方法 | Appleサポート
2021年11月利用

 

起動可能なインストーラを使えるようになると、お好きなバージョンのMac環境を構築できたり、ダウングレードできたりと、Macの幅が広がりそうですね。

 

 

by 子供プログラマー

 

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