【レビュー&検証】口コミも気になる？ゼンケン – 電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000R/ZD-1000P/ZD-1000W

Contents - 目次（もくじ）

1 ゼンケンの「電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000」を購入
2 （予定）検証・レビュー動画：ゼンケン – 電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000
3 事前に知りたかった情報・懸念点
4 今回利用した電磁波測定器について
5 【検証】「通常のドライヤー」と「電磁波低減ドライヤー ZD-1000」の比較
6 購入前に他の方のレビュー・評判をチェック
7 【購入】ゼンケン電磁波低減ヘアードライヤー
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ゼンケンの「電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000」を購入

ドライヤーを通常利用時に

頭皮に到達する電磁波の放出量を低減します

出典：
ゼンケン
電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000Pのパッケージに掲載されている情報
2021年12月時点

といった特徴が掲載されているゼンケンの「電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000」

ゼンケン電磁波低減ヘアドライヤー ZD-1000R（P） (ピンク)

という電磁波低減ドライヤーを購入したのでレビューしておきます。

レビューの動機の1つとしては、購入時点では、ゼンケンの「電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000」に対して、自分が欲しい

・各種電磁波の計測値の情報（電場・磁場・高周波）

を掲載してくれているレビューが見つかかりませんでした。
そこで今回は、購入前にできれば知りたかった情報を、自分なりにまとめてみることにしました。

個人で調べられた範囲の情報では、この記事初回投稿時点では、日本国内で販売されているドライヤーで

・電磁波の低減

に着目した製品は、数が限られているようですので、選択肢はあまりありませんが、通常の数千円のドライヤーに比べると、値段が高い製品ですので、今後購入を検討されている方が、情報をよく吟味し、現在のニーズに合った製品を探す際の情報収集の際の参考になることがありましたら幸いです。

（予定）検証・レビュー動画：ゼンケン – 電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000

動画で電磁波の計測や、これまで使っていたドライヤーとの比較動画を作成予定です。
お楽しみに

事前に知りたかった情報・懸念点

購入前に知りたかった情報や、他の方のレビューを確認している時に気になった懸念点などの要点を以下にまとめておきます。

【事前に知りたかった情報】

・吹き出し口の電場（電界）の程度
・持ち手部分（本体）などの電磁波の程度

電磁波に関して、事前に知れた情報では

吹き出し口からの磁界測定値
:2.7mG/7cm・1.7mG/10cm
＊一般財団法人日本品質保証機構(JQA)試験結果)

出典：
株式会社ゼンケン
電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000P〜ZD-1000R～ZD-1000W
2021年12月時点

という情報だけでしたので、吹き出し口の電場（電界）の状況や、持ち手をはじめとした、その他の部分の電磁波の程度も気になっていました。
購入にあたって、元々使っているドライヤーの電磁波を計測したところ、吹き出し口の磁場はもちろん、持ち手をはじめとした本体部分の電磁波（主に電場・磁場）の強度が強かったので、

「 最低限、吹き出し口の電磁波（電場・磁場）が、現在のドライヤーよりも少なかったらいいなあ・・・」

と考えていました。

【購入にあたっての懸念点】

・風量（風の強さ）
・髪の毛の乾きの具合

他の方のレビューや評判を見ていると、風量や髪の乾き具合に関して否定的な評価をされる方もいらっしゃるようでしたので、

「 実際のところは、どうなのか？ 」

ということは気になっていました。

今回利用した電磁波測定器について

今回は、電磁波の検証の際に、以下の電磁波測定器「トリフィールドメーター TF2」

電磁波測定器
Trifield Meter TF2

[国内正規品メーカー1年保証] 電磁波計電磁波測定器 EMF検出器 Trifield Meter トリフィールドメーター TF2 50Hz/60Hz共用 9V電池クロスセット品

を利用しました。

こちらの電磁波測定器の特徴としては

・操作性がシンプルで簡単
・強度がリアルタイムでビジュアル化されるので発信源を探す際に便利
・電場（電界）・磁場（磁界）・高周波（電波）が計測できる
・電場（電界）・磁場（磁界）に関しては、「標準モード」と「加重モード」の2パターンを計測可能
・高周波（電波）は、「20MHz – 6GHz」の周波数帯を計測可能

な点ではないかと思います。
これまで使ってみて感じることとしては、

・操作が簡単で、使いやすいので、気になったらすぐに使える

ので重宝しています。
電磁波の存在を認知されている方にとっては、家に1台あると何かと便利なのではないかと思います。
気になる、電池の消費に関しては、常時電源を入れて計測している状態では、1〜2日程度で電池がなくなりますが、必要時に、数秒〜数分程度の計測をする方法では、電池が長く使えそうでした。

電磁波測定器はAmazonのこちらのセット商品

：[国内正規品メーカー1年保証] 電磁波計電磁波測定器 EMF検出器 Trifield Meter トリフィールドメーター TF2 50Hz/60Hz共用 9V電池クロスセット品

を購入しましたが、他の販売者の方から、単体でも販売されているようでした。

その他にも楽天市場などでも販売されているようですので気になる方は、チェックしてみてください。

：検索ワード「電磁波測定器トリフィールドメーター TF2」| 楽天市場

参考情報として、以下に他の方のレビュー情報のリンクも掲載しておきますので、購入前の情報収集にお役立てください。

・Amazonでレビューを確認

Amazonでレビューを確認する – その1：
Amazonレビュー：電磁波測定器デジタルトリフィールドメーター TF2 – その1
＊　2021年12月確認時点では「15」件のレビュー

Amazonでレビューを確認する – その2：
Amazonレビュー：電磁波測定器デジタルトリフィールドメーター TF2 – その2
＊　2021年12月確認時点では「13」件のレビュー

・楽天市場でレビューを確認

楽天市場でレビューを確認する – その1：
みんなのレビュー「電磁波測定器デジタルトリフィールドメーター TF2」- その1 | 楽天市場
＊　2021年12月確認時点では「22」件のレビュー

楽天市場でレビューを確認する – その2：
みんなのレビュー「電磁波測定器デジタルトリフィールドメーター TF2」- その2 | 楽天市場
＊　2021年12月確認時点では「18」件のレビュー

【検証】「通常のドライヤー」と「電磁波低減ドライヤー ZD-1000」の比較

今回は、これまで使っていた電磁波低減を謳っていない「通常のドライヤー」と、ドライヤーの吹き出し口の磁場（磁界）の測定結果をもとに電磁波低減を謳っている「ゼンケンの電磁波低減ドライヤー ZD-1000」を、電磁波測定器で計測して比較してみました。
尚、電磁波測定の結果は、「利用する測定器によっても変動」するようですので、厳密な数値の比較というよりは、大まかな数値の傾向の比較程度に捉えていただけますと幸いです。

検証結果：これまで使っていたドライヤーの電磁波

【吹き出し口から　7cmで計測】
強さ：TURBO

磁場（磁界）の計測結果：（Standardモードで実施）

磁場（磁界）：31mG台（表示は「31.4mG」）
＊ mG：ミリガウス

電場（電界）の計測結果：

電場（電界）：10V/m台（表示は「18V/m」）
＊ V/m：ボルト毎メートル

高周波（電波）の計測結果：

高周波（電波）のピーク値：0.019mW/㎡前後（表示の一例）
＊ mW/㎡：ミリワット毎平方メートル
＊高周波は計測環境の通常の値に近い状態です（ドライヤーを未使用の状態とほぼ同じ）

【持ち手・本体などの電磁波計測】
強さ：TURBO

持ち手・本体などの電場（電界）・磁場（磁界）は、高い状態でした。
（詳細は動画などでまとめる予定です）
周波数は不明ですが、電磁波測定器で計測できた高周波（電波）に関しては、本体の一部の場所（本体上部）から、測定場所の環境よりも明らかに高い数値が検出されました。
＊　今回検知した高周波は、「20MHz – 6GHz」の周波数帯

検証結果：ゼンケン電磁波低減ドライヤー ZD-1000

【吹き出し口から　7cmで計測】
強さ：TURBO

磁場（磁界）の計測結果：（Standardモードで実施）

磁場（磁界）：3mG台（表示は「3.7mG」）
＊ mG：ミリガウス

電場（電界）の計測結果：

電場（電界）：10V/m台（表示は「15V/m」）
＊ V/m：ボルト毎メートル

高周波（電波）の計測結果：

高周波（電波）のピーク値：0.016mW/㎡前後（表示の一例）
＊ mW/㎡：ミリワット毎平方メートル
＊高周波は計測環境の通常の値に近い状態です（ドライヤーを未使用の状態とほぼ同じ）

【持ち手・本体などの電磁波計測】
強さ：TURBO

持ち手・本体などの電場（電界）・磁場（磁界）は、比較対象のドライヤー同様に高い状態のようでした。
（詳細は動画などでまとめる予定です）
周波数は不明ですが、電磁波測定器で計測できた高周波（電波）に関しては、本体の一部の場所（本体上部）から、測定場所の環境よりも明らかに高い数値が検出されました。ただ、比較対象のドライヤーよりは数値は低いようでした。
＊　今回検知した高周波は、「20MHz – 6GHz」の周波数帯

検証結果：ドライヤーの比較

吹き出し口から、7cmの場所の計測値は、比較対象と比べて磁場（磁界）が明らかに低減されているようでした。
持ち手などは、通常のドライヤーと同様に電場・磁場が高い状態でした。
また、本体上部に高周波が検知されました。ただ、比較対象と比べ、ピーク値は低めのようでした。

使用感のレビュー：ゼンケン電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000

購入にあたっての懸念点として、以下の

・風量（風の強さ）
・髪の毛の乾きの具合

が気になっていましたが、これまで使っていたドライヤー（1200W・ヒユーズ142度・1.9㎥/分）と比べると

・風量
・髪の乾き具合
＊　ゼンケン ZD-1000（1000W・ヒユーズ115度・TURBO時の風量1.7㎥/min）

に関しては、体感としては明らかな大差なく使えるようでした。
製品のパッケージに記載されている

低温風 & 遠赤外線
吹き出す温風温度を低めにすることで髪表面へのダメージを低減させます。
また、遠赤外線効果により髪の内側から暖め、髪のパサつきを抑えます。

出典：
ゼンケン
電磁波低減ヘアードライヤー ZD-1000Pのパッケージに掲載されている情報
2021年12月時点

ということで、以前のドライヤーよりも低温でも髪が乾くということなのでしょうか？詳細は分かりません。

使用感の違いをあえて挙げるなら

「 前のドライヤーよりも、風の温風が優しい（緩いお湯のような感じ）。 」

といったところでしょうか。

まとめ：購入してよかったか？

ドライヤーの持ち手の電場・磁場は、比較対象のドライヤーと同様に高いようでしたが、

・吹き出し口からの磁場が比較対象よりも明らかに低減

されているようでした。また、風量は、これまで使っていたドライヤーに比べ、差を感じず、髪を乾かすのに明らかな差を感じませんでしたので、今後、このゼンケンの電磁波低減ドライヤーを使っていきたいと思います。
（元々かなり熱い風の出るドライヤーを使っている方は、違う感想を受けるのかもしれません。また、髪がかなり長い方や、髪のすき具合によっても、乾きやすさが影響するのではないかと思います）

製品の売りどおり、

・ドライヤーの風を当てる頭への直接の磁場を低減させる用途のドライヤー

という認識で使っていきたいと思います。頭部にあたる電磁場を小さめにしたい方には、おすすめのドライヤーなのではないかと思います。

電磁波を気にされる方は、欲を言えば頭皮部分の電磁波のみならず、

・持ち手・本体部分の電場・磁場・高周波の電磁波の低減も期待

されているのではないかと思います。
電気を使って

・暖め
・風を送る

仕様上、電磁波低減とドライヤーとしての機能の向上は、一見矛盾するのではないかと思います。そのため、製品の改良は難題かと思いますが、電磁波に興味のあるものとして、今後の改良なども期待したいと思います。
個人で調べられた範囲の情報では、電磁波低減の視点で販売されているドライヤーは、ほとんどない状況ですので、今回の一連の検証結果などが、電磁波に配慮した製品をお探し中の方の、何かしらの参考になることがありましたら幸いです。

今後、

・長期経過の確認
・どの程度の期間使い続けられるか？

などの経過を見ていきます。
必要時追記していきたいと思います。

【2022年9月3日】

9ヶ月ほど使い続けた後に、いつもとは違う内部の発光があり、一瞬火が出る事象が起きました。
温風時に内部の状況を見てみると、小さな点の発光がところどころで見られるようでした。

カスタマーサポートに問い合わせた所、1年保証の適応とのことで、翌日には現在利用しているドライヤーを、事前に会社が手配してくださった運送会社に返品すると同時に、新品のゼンケンドライヤーが届きました。

1年以内に不具合が起きた場合にも、すぐに交換（問い合わせた翌日に新品が到着）してくださって助かりました。不具合が出るのは、利用頻度や使用時間（今回は、ほぼ毎日利用。場合によっては5分以上の連続使用ありの状態でした。）によるところもあるのではないかと思いますが、再度、どの程度の期間使えるのか？経過を見ていきたいと思います。