2022年秋のアップデートmacOS 13 Ventura(ベンチュラ)版
:【ロードマップ】macOS 13 Ventura アップデート前にチェック(口コミ・不具合情報なども)
【追記:2021年12月15日】
日本時間2021年12月14日に
・macOS Monterey 12.1
のアップデートが公開されたようです。
参考:
Apple
About the security content of macOS Monterey 12.1 | Apple Support
2021年12月15日利用
macOS Monterey:Macのクリーンインストール(初期化)とは?
日本時間の2021年10月26日(火)に
・macOS 12 Monterey(マックオーエス 12 モントレー)
がリリースされました。
Macユーザーにとって気になるのは、Montereyの新機能はもちろんですが、アップグレード(アップデート)後の様子(Macの調子)について気になる方も多いのではないかと思います。
Macの「macOS 11.0 Big Sur」(2020年11月リリース・メジャーアップデート)から、「macOS 12 Monterey」までの間、毎年恒例となっているOSのバージョンアップですが、リリース後の他のMacユーザーの報告を調べつつ
「いつ頃アップグレードしようか・・・」
「今回はアップグレードをしないでおこうか・・・」
などと迷われる方もいるのではないかと思います。
Mac歴の長い方の中には
「バグの修正状況を確認して・・・良さそうなら、そろそろクリーンインストールしようかな?」
などと、習慣になっているMacのクリーンインストールを実行する時期を見計っている方もいるのではないかと思います。
【Macのクリーンインストールとは?】
一般的にmacOSのクリーンインストールとは、ハードディスクなどのストレージのデータを一度消去し、何も記録されていない初期化した状態にしてから、macOSをインストールする手順のことをさすようです。
一度Macを初期化することになるので、クリーンインストールを検討される方の中には
・Macを手放す予定の方
(使わなくなったMacを買い取り業者に売ったり・譲渡・下取りなどに出す)
もいらっしゃるのではないかと思います。
今回は、Macを手放す予定の方はもちろん、macOS Montereyにアップグレード後に、一度まっさらな状態のMacにして、Macのファイルシステムを整理する目的や、新しいバージョンのアップグレードに関する不具合の回避目的などで実行される方向けに、Macのクリーンインストールや、工場出荷状態にする方法に関連する情報などをまとめておきたいと思います。
昨年(2020年)の動向を復習してみると、macOS Big Sur 11.0.0リリース直後に、macOS Big Sur 11.0.1のリリースがありましたが、その後1ヶ月程で
・macOS Big Sur 11.1
のアップデートが公開されたようでした。
そのため、macOS Montereyにアップグレード後にクリーンインストールを検討されている方は、公開1ヶ月程度の期間を見て、バグの修正がされてくるようであれば、MacのMontereyへのアップグレードとクリーンインストールを検討される方もいるのではないかと思います。
Macのクリーンインストールのメリットとは?
一般的に考えられている、Macのクリーンインストールのメリット(利点)としては
・初期化できる
(これまでの古いシステムデータなどのクリア、アプリやファイルのクリア)
・今、必要なアプリやファイルを再考する良い機会となる
(入れたけど使わなかったアプリもありますよね・・・ファイル整理の機会にも)
・結果として、ストレージの容量の削減や、Macの動作の高速化(あくまで以前よりは軽くなる可能性)につながる
などが挙げられるのではないかと思います。
自分自身は昨年(2021年)から、macOSのアップグレード後にクリーンインストールをするようになりました。実際にやってみて感じたこととして、ファイル系の整理の利点に加えて、Macの仕組みについて考えるきっかになり、Macに関するノウハウを学ぶ良い機会になっています。
Macのクリーンインストールのデメリット・リスクとは?
一方、一般的なデメリット(欠点)やリスクとしては、
・特定のMacの環境下では気を付けないといけないリスクも考えられている
(OSをインストールできない報告例)
・初めて実施する際は、不安になる
(失敗リスクの軽減のために、事前の情報収集はしっかりとする必要はありそうです)
・時間と手間がかかる!
(移行アシスタントでアプリやファイル復元も含めると、時間かかります。HDDのMacの方はクリーンインストールに時間がかかり、外付けHDDで移行アシスタントを実行される方は、かなりの時間がかかります・・・)
・自分で入れたアプリケーションをインストールし直す必要がある
(上記のように自力でファイル移行をされる方も散見します。また、「移行アシスタント」でアプリやファイルを移行できますが時間がかかります)
といったところでしょうか。
【Macの疑問】クリーンインストール後に元のアプリやファイルを復元するには?
元の環境(ファイルやアプリ)に復元できるかどうかは、かなり気になる問題ですよね。
基本的には、Macのクリーンインストール後には、macOSの初期設定のみの状態になります。
クリーンインストール後に、アプリやファイルを復元する方法としては、
復元例1
:USBなどに必要なアプリやファイルだけを入れておき復元する
復元例2
:「移行アシスタント」で元のアプリやファイルを復元する
* 外付けのストレージ(HDD・SSD)やクラウドにバックアップした「Time Macine」の情報から必要なアプリやファイルを復元
などの方法があるようです。
今回は、Macのクリーンインストール後に、元のMacの環境を再現したい方の情報収集の利便性を考え、「復元例2」の方法で復元する方法をまとめておきます。
【お願い】この記事の内容に関して
この記事では、macOS Montereyをクリーンインストールしたい方の情報収集の利便性を考え、macOS Montereyのクリーンインストールの方法例と、Time Machineのバックアップデータを利用して、移行アシスタントでアプリやファイルの環境を復元する方法に関する情報などをまとめておきたいと思います。
尚、一連の手順や注意事項などは、記事・動画投稿時点までに個人で情報収集できた範囲の情報となります。このページを訪問してくださった方が、記事閲覧や動画視聴時点には、新たな注意事項や仕様の変更なども考えられますので、他の方の投稿なども併せてご参照していただくと安心かと思います。特にT2チップ搭載Macや、M1 Macの方は、この記事以外にも関連情報を事前によく調べられることをお勧めします。
実際に、Macのクリーンインストールを実行する際には、自己責任のもとで実行していただきますようお願いします。
クリーンインストール & データ移行の検証をしたMac・Time Machineバックアップ環境について
【Macの環境】
・iMac 2017 21.5inch
– ストレージ:Fusion Drive 1TB
– メモリ:8GB
– CPU:2.3GHz デュアルコア Intel Core i5
– グラフィックス:Intel Iris Plus Graphics 640 1536 MB
– macOS:macOS Monterey バージョン 12.0.1
– フォーマット形式:APFS(クリーンインストール前)
【Time Machineバックアップの環境】
・フォーマット形式:APFS暗号化
・バックアップ内容:「macOS Monterey時点のバックアップ」
【動画で解説】macOS Monterey版:
Macのクリーンインストール & 初期化・工場出荷状態に戻す方法
– How to Clean Install Mac. Delete Erase & Reset
視聴時間:22分50秒
初期出荷・工場出荷状態に戻す方法から、クリーンインストール後に、Time Machineバックアップを使って、Macの環境を復元する方法までを解説しておきました。
記事のみでは分かりにくい場合に、ご活用いただけますと幸いです。
【動画の内容:macOS Montereyのクリーンインストール】
0:00 はじめに
1:47 お願い
2:35 M1 Macのクリーンインストールについて
3:43 M1 Macのクリーンインストール方法例①の手順例
4:33 M1 Macのクリーンインストール方法例②の手順例
4:58 M1 Macのクリーンインストール方法例③の手順例
5:51 手順①macOS Montereyの最新版にアップデート
6:33 手順②現在のmacOSのデータをバックアップ
7:23 手順③Apple IDのサインアウトなど
9:21 手順④Macの消去
13:50 手順⑤macOS Montereyの再インストール
16:56 手順⑥データの復元
21:55 おわりに
【手順概略】Macのクリーンインストール & データ移行(macOS Monterey編)
【方法・手順の概略:macOS Montereyのクリーンインストールの一例】
手順1
:macOS Montereyの最新版にアップデート
手順2
:現在のmacOSのデータをバックアップ(HDD・SSDなどの外付けストレージやクラウドなどにバックアップ)
手順3
:Apple IDのサインアウト(「Macを探す」「iCloud」などの接続解除)
手順4
:Macの消去
– Intel Macの場合:(macOS復旧)電源を入れた直後に「command(⌘)キー」 + 「Rキー」を同時に押し続ける
– 上記の起動方法では、Mac に最後にインストールされていたバージョンの macOS をインストールできます。
* 2018年〜2020年に提供されていたApple T2セキュリティチップ搭載Macや、2020年11月からリリースされたAppleシリコン搭載(SoC)M1 Macの場合には、macOS Montereyの環境下では「すべてのコンテンツと設定を消去」機能が追加されたようです。
一般的な既知の注意点やクリーンインストール関連情報 の所の「「Intel Mac」と「T2チップ搭載Mac・M1 Mac」の「Macを消去」の違い」に、リンクなど掲載しておきましたのでT2チップ搭載Mac・M1 Macの方は事前にご確認ください。
【注意喚起:2021年11月11日】
現在、macOS Montereyから追加された「すべてのコンテンツと設定を消去」に関連する情報などを収集中です。
そのため「T2チップ搭載Mac」「M1 Mac」の方は、手順4・手順5は、まだ実施しないことをお勧めします。
もし実行される場合は、事前に他の方の投稿してくださっている情報も、よくご確認してください。
【追記:2021年12月30日〜2022年1月2日 – M1 Macのクリーンインストールに関して】
しばらくM1 Macの環境でMontereyのクリーンインストールする方法の動向を調査していましたが、現時点での結論としては
・方法例①
:システム環境設定の「すべてのコンテンツと設定を消去」を使った初期化
* T2チップ搭載Macも対応
・方法例②
:リカバリーモードの「Macを消去」の機能を使ったクリーンインストールの方法
・方法例③
:リカバリーモードの「ディスクユーティリティ」でMacを消去(再フォーマット)でクリーンインストール
などの方法があることがわかってきました。
M1 Macの方で、クリーンインストールを検討中の方の情報収取の利便性を考え、以下の
:【参考情報】M1 MacのmacOS Montereyのクリーンインストールについて
– 【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例①:「すべてのコンテンツと設定を消去」
– 【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例②:「リカバリーモード(macOS復旧)- Macを消去」
– 【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例③「リカバリーモード(macOS復旧)- ディスクユーティリティ」
に、関連情報をまとめておきました。必要に応じて参照ください。
また、日本の方のMontereyのクリーンインストールの解説記事では、起動可能なUSBインストーラを使った方法を解説してくださっているようでしたが、すでにMontereyにアップグレードされている方の場合には、macOS Montereyの起動可能なUSBインストーラを作成しなくても、クリーンインストール・初期化ができるのではないかと思います。
手順5
:macOS Montereyを再インストール
手順6
:クリーンインストール前のデータの復元 & 環境設定、アプリを自力で再インストールなど
*「手順5」では、その他にも、「macOS起動可能なUSBインストーラ」 (SDカードなど、他外部ドライブも含む) で実施する方法もあるようですが、今回は、記事投稿時点の最新版macOSのmacOS Montereyにアップデート後に、インターネット経由でmacOSをインストールする方法で実行しています。
【一般的な既知の注意点やクリーンインストール関連情報】
・Time Machineバックアップの注意点
「Time Machine」で完全にバックアップが取れているか確認をする。(「最新のバックアップ」表示の日付を確認。)
・macOS復旧に関連する情報について
macOS復旧についての情報収集にお役立てください。
macOS復旧について
:macOS復旧の概要 | Appleサポート
2021年11月利用
Intel MacでmacOS復旧
:Intelプロセッサを搭載したMacでmacOS復旧を使用する | Appleサポート
2021年11月利用
M1 MacでmacOS復旧
:Appleシリコンを搭載したMacでmacOS復旧を使用する | Appleサポート
2021年11月利用
・「Intel Mac」と「T2チップ搭載Mac・M1 Mac」の「Macを消去」の違い
macOS Montereyの環境で「Macを消去」する場合、「Intel Mac」と「T2チップ搭載Mac(Apple T2セキュリティチップ搭載)・M1 Mac(Appleシリコン搭載 SoC:M1)」で、「Macを消去」の手順が変わるようです。
Intel Macの場合
:ディスクユーティリティを使って Intel 搭載の Mac を消去する | Appleサポート
2021年11月利用
T2チップ搭載Mac・M1 Macの場合(macOS Monterey編)
:Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する | Appleサポート
2021年11月利用
【参考】T2チップ搭載Macのモデルを確認
:Apple T2 セキュリティチップ搭載モデルの Mac | Appleサポート
2021年11月利用
・Apple T2セキュリティチップ搭載の方の注意点
Apple T2 セキュリティチップを搭載のMacの場合の不具合の報告も投稿されているようでした。具体的には、「Macを探す」が有効化された状態では、OSインストール時に エラーコード「-1008F」が出てインストールができないようです。そのため、事前に「Macを探す」の無効化(アクティベーションロックの無効化)をしておく必要がありそうです。
お使いのMacからは、「システム情報 – コントローラ」で「Apple T2 セキュリティチップ」を使っているか確認できます。使われていない場合は、「このコンピュータにはコントローラ装置がありません。」と表示されます。
【参考】T2チップ搭載Macのモデルを確認
:Apple T2 セキュリティチップ搭載モデルの Mac | Appleサポート
2021年11月利用
「Macを探す」を設定する方法
:Macで「探す」を設定する | Apple
2021年11月利用
1008Fについて
:Mac の起動時にエラー -1008F が表示される場合 | Apple
2021年11月利用
* 上記の「T2チップの方の注意点」の不具合とは違うようですが参考までに
* T2チップ搭載Macの方は事前に、キーワード「Mac T2チップ クリーンインストール 1008F」などで関連情報をよく調べておくことをお勧めします。
・その他にも、サインアウトしておいた方がいいApple純正アプリなど
Appleの公式サイトでは、Macを売却・譲渡・下取りに出す前にサインアウトしておきたいApple純正アプリの情報についてもまとめて下さっているようでした。
iTunes からサインアウトする
macOS Catalina 以降をお使いの場合は、この手順は省略できます。iMessage からサインアウトする
メッセージ App を開いて、メニューバーから「メッセージ」>「環境設定」の順に選択します。「iMessage」をクリックし、「サインアウト」をクリックします。
出典
:Mac を売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと | Appleサポート
2021年11月利用
この記事を読んでくださっているのは、macOS Montereyの状態の方ではないかと思いますので、「iCloud」(Apple ID)の他に「iMessage」もサインアウトしておいた方が良さそうです。
・Apple T2 セキュリティチップを搭載のMacでMontereyからダウングレードした方の注意喚起
ダウングレードされた方の注意喚起ではありますが、T2チップ搭載Macの方は、インターネットリカバリを利用する際の参考になるのではないかと思います。
:T2チップ搭載MacでMontereyからダウングレードする際の注意喚起 – 個人ユーザーの報告(2021.11.16)| Twitter
・macOS Montereyの新機能「すべてのコンテンツと設定を消去」でクリーンインストール関連情報(T2チップ搭載Mac・M1 Mac)
「すべてのコンテンツと設定を消去」の機能を使ったクリーンインストールの方法の情報収集中です。
T2チップ搭載Mac
:情報収集中
M1 Mac(macOS Big Surが初期設定)
:情報収集中
M1 Pro/MAX(元々macOS Montereyが初期設定)
:How to Wipe Your M1 Max MacBook Pro for a Clean Install with MacOS Monterey by Jerry Schulze | YouTube
「すべてのコンテンツと設定を消去」に関して、Appleの公式記事を読んでみると
– 引用 –
macOS Monterey に「すべてのコンテンツと設定を消去」機能が追加されました。コンテンツ、データ、App を簡単に、しかも安全に消去できる一方で、インストールされているオペレーティングシステムはそのまま残せるという便利な方法です。macOS Monterey を搭載した Mac でこの機能を使える場合は、Mac を消去するほかのユーティリティよりも優先的に使ってください。
出典:
Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する | Appleサポート
2021年11月利用
という説明のようです。
文章を読んだ感じでは、macOS Montereyでこの機能を使うと、おそらく、macOS Montereyが再インストールされるのではないかと推測します。
この文章通りであれば、これで、クリーンインストール完了?もしそうだとしたらありがたい機能ですね。
詳細に関しては、現在情報収集中です。
他の方の報告など、ご自身でもよくお調べください。
・macOS復旧「復旧アシスタント:Macを消去…」でクリーンインストール関連情報(M1 Mac)
「Macを消去…」の機能を使って、macOS Montereyのクリーンインストールする手順を公開してくださっている方もいるようです。以下の方法では、macOS Montereyの起動可能なUSBインストーラを事前に作成する必要があるようです。
M1 MacでmacOS Montereyクリーンインストール – Macを消去編
:M1 MacでmacOS Monterey をクリーンインストール | MACFEELING BLOG マックな感じ …
2021年11月利用
参考までに、起動可能なUSBインストーラの作成方法がわからない方はこちらの記事も参照ください。
:【macOS Monterey対応版】起動可能なインストーラの作成方法・注意点など by 子供プログラマー
・インストール中にエラーが起こる際の対応例
macOSのインストール中などのエラーに対する対応例もAppleサポートから公開されているようですので、必要に応じて参照ください。
インストール・アップデートエラーへの対応
:macOS のアップデート中やインストール中にエラーが起きた場合 | Appleサポート
2021年11月利用
・macOS MontereyでSSDが使えない・フォーマットできない事例報告
SanDiskのSSD(NVMe SSD採用 SanDisk Extreme Portable SSDシリーズ)で
This application only runs on a SanDisk flash drive.
(このアプリケーションは、サンディスクのフラッシュドライブ上でのみ動作します。)
というエラー表示となり使えなかったり、フォーマット(初期化)できない報告事例もあるようです。
参考
:Q:OS Monterey 12.0.1 – SanDisks Have Stopped Working | Apple Community
2021年11月利用
:Unable to format Extreme Portable SSD V2 on MacOS Monterey | SanDisk – Forum
2021年11月利用
また、2021年11月19日確認時点では、上記のSanDiskのフォーラムで一時的な解決例も報告されているようです。
– 引用 –
There’s a temporary solution. You can use a USB 2.0 usb c to usb c cable.
(一時的な解決策があります。USB 2.0のUSB-CかUSB-Cへのケーブルを使うことができます。)by darkinners
・USBハブなどの問題について
ベータ版の時から報告されていたようですがUSBハブに関するトラブルの報告も散見されます。
USB hub failing under Monterey | Apple Developer Forums
(MontereyでUSBハブに障害が発生)
2021年11月利用
回答されている解決例としては
– 引用 –
My Solution (recently found out): Use a very short USB-C cable (e.g. 30cm)!
(最近見つけた解決例:非常に短いUSB-Cケーブル[例:30cm]の使用!)by Tiggar
とのことでした。
原因としては、USBのDriverKitをアップデートしたことによるドライバーの互換性によるものと推測されているようです。
Twitter上でも、日本のMacユーザーの方から報告されているようです。
:USBハブが認識しない① – Macユーザーの報告 | Twitter
:USBハブが認識しない② – Macユーザーの報告 | Twitter
:USBハブが認識しない③ – Macユーザーの報告 | Twitter
2021年11月利用
その他にも、Macに直接接続しても認識されない報告もあるようでした。
:Q:MACへのUSB直接接続で外部端末が認識されないトラブルが発生しています・・・| Appleコミュニティ
2021年11月利用
【参考情報】M1 MacのmacOS Montereyのクリーンインストールについて
【参考情報】M1 MacのmacOS Montereyのクリーンインストールについて
個人で調べられた範囲の情報では、M1 Macのクリーンインストールの方法例として、前述のように
・方法例①:
システム環境設定の「すべてのコンテンツと設定を消去」を使った初期化
・方法例②:
リカバリーモードの「Macを消去」の機能を使ったクリーンインストール
・方法例③:
リカバリーモードの「ディスクユーティリティ」でMacを消去(再フォーマット)でクリーンインストール
などの方法がありそうです。以下に、方法例①〜③の順番に、M1 Macでクリーンインストールを実行する際に、参考となりそうな情報をまとめておきます。
M1 Macのクリーンインストール関連情報探しにお役立てください。
【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例①
:「すべてのコンテンツと設定を消去」
【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例①の手順例
:「すべてのコンテンツと設定を消去」
macOS Montereyからの新機能である
・「すべてのコンテンツと設定を消去」
を実行する方法はAppleの公式サイトで詳細の手順をまとめてくださっています。
Apple公式解説:Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する
:Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する | Appleサポート
2022年1月利用
手順としては、それほど難しくはなさそうです。
この機能がうまく機能すれば、Macを初期化したい場合には、とても便利ですね。
これまでのMacで、クリーンインストールする際の地雷を、避けられるように、各種サインアウトなどのステップが組み込まれているようです。
その他にも、海外の方で、
・「すべてのコンテンツと設定を消去」
の実行手順を、動画でまとめてくださっている方もいるようです。
自分自身も(憧れの・・・)M1 Macを持っていれば、チュートリアル動画を作成したいのですが、まだ、先になりそうです….
海外の方によるチュートリアル動画:Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する
:How To Factory Reset Your Mac With macOS Monterey – Delete Erase & Reset M1, M1 Pro, M1 Max by David Harry 2021.12 | YouTube
(macOS MontereyのMacを工場出荷状態に戻す方法 – M1、M1 Pro、M1 Maxの削除・消去・リセット)
2022年1月利用
「字幕」をONにして「設定:字幕 – 自動翻訳 – 日本語」にするとだいたいの意味がわかるのではないかと思います。
上記の手順で、Macを初期化後に、必要に応じて、移行アシスタントを使いTime Machineバックアップで復元します。
【追記:2022年1月29日】
日本の方で、関連動画をまとめてくださっている方もいるようでした。
以下の動画内の、「2分3秒〜3分1秒」あたりの内容を参照ください。
:解決法!macOS Big SurのM1 Macを初期化すると強制的にMontereyにされちゃう問題 by Appleが大好きなんだよ2022年1月投稿 | YouTube動画
方法は、とてもシンプルですね。
移行アシスタントの使い方がわからない方は、このページの以下の
:移行アシスタントでTime Machineから復元
を参照ください。
【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例②:「リカバリーモード(macOS復旧)- Macを消去」
【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例②の手順例
:「リカバリーモード(macOS復旧)- Macを消去」
まずは、M1 Macのリカバリーモード(macOS復旧)を起動します。
コンピュータをmacOS復旧で起動する
1. Macで、アップルメニュー >「システム終了」と選択します。
2. Macが完全にシステム終了するまで待ちます。Macが完全にシステム終了すると画面が黒くなり、すべてのランプ(Touch Barのランプを含む)が消えます。
3. 「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで、Macのパワーボタンを押したままにします。
4. 「オプション」をクリックしてから、「続ける」をクリックします。
5. 確認が表示された場合は、復旧するボリュームを選択してから、「次へ」をクリックします。
6. 管理者アカウントを選択し、「次へ」をクリックします。
管理者アカウントのパスワードを入力し、「続ける」をクリックします。
メニューバーに「復旧」アプリケーションが表示されたら、ウインドウまたはメニューバーで使用可能なオプションを選択できます。
出典:
Appleシリコンを搭載したMacでmacOS復旧を使用する | Appleサポート
2022年1月利用
その後、左上部メニューで「復旧アシスタント – Macを消去…」を選択し手順を進め、Macを消去後に、macOS Montereyを再インストール(クリーンインストール)していくようです。
macOS Montereyを再インストール(クリーンインストール)する方法がわからない方は、このページの以下の
:macOS Montereyを再インストールする方法
を参照ください。
ありがたいことに、日本の方が、「復旧アシスタント – Macを消去…」の一連の手順をまとめてくださっているようでした。
復旧アシスタントでMacを消去のチュートリアル動画
:【5分で分かる!M1チップ搭載Mac初期化方法】M1 Pro搭載の「MacBook Pro」を初期化してみる by【Digital-BAKA】 2021.12 | YouTube
2022年1月利用
人によっては、すんなりと手順を終えられるようですが、設定などによっては、ハマってしまうリスクも潜んでいるようです・・・
こちらの難題に関しても、日本人の方が記事にまとめてくださっているようでしたので、うまくいかない方は参考にしてみてください。
復旧アシスタントでMacを消去のチュートリアル記事
:【最新×保存版】M1 Macの完全初期化方法。ハマったらこう解決 2021.1〜4 | Rankman.net.
2022年1月利用
上述の手順でMacを初期化後に、必要に応じて、移行アシスタントを使いTime Machineバックアップで復元します。
移行アシスタントの使い方がわからない方は、このページの以下の
:移行アシスタントでTime Machineから復元
を参照ください。
【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例③「リカバリーモード(macOS復旧)- ディスクユーティリティ」
【参考情報】M1 Macのクリーンインストール方法例③の手順例
:「リカバリーモード(macOS復旧)- ディスクユーティリティ」
最後の方法は、これまでのMacと同様に古典的な方法である、リカバリーモード(macOS復旧)の「ディスクユーティリティ」を使って、 Macを消去する方法です。
上述の手順例である
・方法例①:
システム環境設定の「すべてのコンテンツと設定を消去」を使った初期化
・方法例②:
リカバリーモードの「Macを消去」の機能を使ったクリーンインストール
の方法が、何かしらの理由により、うまくできない場合に選択肢になる方法ではないかと思います。
こちらも、Appleの公式サイトに手順の詳細をまとめてくださっていますので、参照してみてください。
Apple公式解説;ディスクユーティリティを使ってMacを消去
:ディスクユーティリティを使って Apple シリコン搭載の Mac を消去する | Appleサポート
2022年1月利用
Apple公式サイトの説明では、まだわからない方は、このページの以下の
:ディスクユーティリティでMacを消去する方法
所で、ディスクユーティリティでMacを消去する手順をまとめていますので、参照頂けますと幸いです。
このサイトの記事では、Intel Macを例に手順を記載していますので、ディスクユーティリティの画面でMacを消去する手順で、微妙に違いがありますが、Macが提示してくれる指示に従えば問題なく手順を進められるのではないかと思います。
Macを消去後に、macOS Montereyを再インストール(クリーンインストール)していきます。
macOS Montereyを再インストール(クリーンインストール)する方法がわからない方は、このページの以下の
:macOS Montereyを再インストールする方法
の内容を参照ください。
上述の手順でMacを初期化後に、必要に応じて、移行アシスタントを使いTime Machineバックアップで復元します。
移行アシスタントの使い方がわからない方は、
:移行アシスタントでTime Machineから復元
を参照ください。
【詳細手順】macOS Monterey編:Macのクリーンインストール
事前に、上述の 一般的な既知の注意点やクリーンインストール関連情報 をチェックし、該当となる注意点で対応をした状態で以下の手順を実行します。
手順1:macOS Montereyの最新版にアップデート
「システム環境設定 – ソフトウェアアップデート」や「App Store」で、その時点で最新版のmacOS Montereyをダウンロード・インストールします。
手順2:現在のmacOSのデータをバックアップ
「手順1:macOS Montereyの最新版にアップデート」でアップデートしたmacOSの状態で、「Time Machine」を使ってHDD・SSDなどの外付けストレージやクラウドなどに、完全なバックアップを作成しておきます。
バックアップの作成手順がわからない方は、こちらの動画もご活用ください。
【Mac】Time Machineバックアップのやり方
macOS 12 Montereyのアップデートで困らないために by RehabC – デジタルで、遊ぶ。
視聴時間:8分51秒
手順3:Apple IDのサインアウトなど
iCloudの設定で「Macを探す」を解除(アクティベーションロックを無効化)し、Apple IDにサインインしている場合は、Apple IDからサインアウト(iCloudの接続解除)します。
また、「iMessage」を利用されている方は、こちらもサインアウトしておきます。
その他にも、ログアウトできるアプリやサービスなどは念のためログアウトしておきます。
試した範囲ではCleanMyMac Xは、特に何もせずに、復元した際に使えるようでした。
【Intel Macを手放す予定の場合】
補足説明として、Intel Macを手放す予定の場合には、Apple公式では、以下の手順も推奨されているようです。
NVRAM をリセットする
Apple シリコン搭載の Mac をお使いの場合は、この手順は省略できます。
Mac をシステム終了してから、電源を入れ、すぐに「option」「command」「P」「R」の 4 つのキーを同時に押し、20 秒ほど押し続けてからキーを放します。
メモリからユーザ設定が消去され、変更されていた可能性がある一部のセキュリティ機能が復元されます。NVRAM のリセットについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。
出典:
Mac を売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと | Appleサポート
2022年1月利用
手順4:Macの消去
【注意喚起】
現在、macOS Montereyから追加された「すべてのコンテンツと設定を消去」に関連する情報などを収集中です。
そのため「T2チップ搭載Mac」「M1 Mac」の方は、手順4・手順5は、まだ実施しないことをお勧めします。
もし実行される場合は、事前に他の方の投稿してくださっている情報も、よくご確認してください。
【Intel Macの例】
まずは、macOS復旧を起動します。
起動するには
・電源を入れた直後に「command(⌘)キー」 + 「Rキー」を同時に押し続ける
* この起動方法では、Mac に最後にインストールされていたバージョンの macOS をインストールできるようになります。
* 今回はmacOS Montereyをインストールできます
Apple ロゴ などが表示されたら、キーから指を放します。(心配な方は押し続けても大丈夫です)
【Intel Macで起動時のキーコンビネーションで当初搭載されていたmacOSなどを入れたい場合】
Mac に当初搭載されていた macOS か、それにいちばん近い現在も提供されているバージョンがインストールできる、起動時のキーコンビネーションもあります。
起動時のキーコンビネーション
:「shift + option + command + R」
その他の macOS のインストールオプション
macOS を復旧システムからインストールする場合、直近にインストールされていた macOS の最新バージョンがインストールされますが、一部例外があります。
。Intel 搭載の Mac で「shift + option + command + R」キーを起動時に使った場合は、Mac に当初搭載されていた macOS か、それにいちばん近い現在も提供されているバージョンがインストールされます。起動時に「option + command + R」を使った場合は、たいていは、お使いの Mac と互換性があるうちでいちばん新しい macOS がインストールされます。そうでなければ、Mac に当初搭載されていた macOS か、それにいちばん近い現在も提供されているバージョンがインストールされます。
・
Mac のロジックボードを交換したばかりの場合は、その Mac と互換性のある最新の macOS しか提供されないことがあります。ディスク全体を消去したばかりの場合は、Mac に当初搭載されていた macOS、またはそのバージョンに一番近い、現在も入手可能なバージョンだけが提供されます。
参考:
macOS を再インストールする方法 | Appleサポート
2022年1月利用
しばらくすると、macOS復旧の画面が表示されます。
場合によっては、起動までの際にパスワード入力を求められることもあるかもしれません。
続いて、「ディスクユーティリティ」で、ストレージのデータを消去(Macの消去を)してフォーマット(初期化)をおこないます。
【ディスクユーティリティで手動でMacを消去する方法の例】
* ディスクユーティリティを使って「Macを消去」する場合の操作自体は、Intel Mac・T2チップ搭載Mac・M1 Macで概ね同じではないかと思います。
T2チップ搭載Mac・M1 Macの方は、「Macを消去」する手段が、ディスクユーティリティを使って手動で実行する以外にも増えたという認識なのではないかと思います
ディスクユーティリティの表示設定で「ボリュームのみを表示」または「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
一例として「Macintosh HD ボリューム」を選択した状態
で、「消去」のアイコンをクリックします。
任意の名前(後のことを考えると「Macintosh HD」という名前が無難です)をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「消去」をクリックするとがフォーマット(初期化)ができます。
「Macintosh HD」(任意の名前)がある状態にして、「ディスクユーティリティ」を終了します。
【注意点】
注意点としては、フォーマット形式を「APFS(暗号)」にすると、インストール画面で、今回フォーマットしたディスク(ボリューム)を選択できなくなるので、フォーマット形式を必ず「APFS」にするようにします。
【補足:Monterey以外のmacOSバージョンの操作例(Intel Mac・T2チップ搭載Mac)】
起動時のキーコンビネーション
:「shift + option + command + R」
(Intel Macで起動時のキーコンビネーションで当初搭載されていたmacOSなどをインストール)
を使った場合、一例としてmacOS Big Surの場合は、
・ボリュームの中の「Macintosh HD」(または、「Macintosh HD -Data」)を選択した状態で、「消去」のアイコンをクリック
・任意の名前(デフォルトでは「Macintosh HD」)をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「ボリュームグループを消去」をクリック
するとストレージの再フォーマット(初期化)ができます。
確認できた範囲の情報では「macOS High Sierra」では、
・「Macintosh HD -Data」
のみが表示され、「消去」のアイコンをクリックしてみると、「ボリュームグループを消去」の選択はできないようでしたので、その後
・任意の名前をつけ、フォーマット「APFS」を選択し「消去」をクリック
するとストレージの再フォーマット(初期化)ができるのではないかと思います。
【T2チップ搭載Mac・M1 Macの例】
*現状では、この記事の情報だけでなく、他の方の情報も参照していただいた方が安全かと思います。
Macを消去する方法は、以下のAppleサポートの記事を参照ください。macOS Montereyからは、「すべてのコンテンツと設定を消去」という便利な機能が追加されたようです。
– 引用 –
Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する
・
・
macOS Monterey に「すべてのコンテンツと設定を消去」機能が追加されました。コンテンツ、データ、App を簡単に、しかも安全に消去できる一方で、インストールされているオペレーティングシステムはそのまま残せるという便利な方法です。macOS Monterey を搭載した Mac でこの機能を使える場合は、Mac を消去するほかのユーティリティよりも優先的に使ってください。
システム環境設定の「すべてのコンテンツと設定を消去」を使う
1.Boot Camp を使って Microsoft Windows をインストールしている場合は、実際の作業を進める前に、Boot Camp を使って Windows とそのパーティションを削除しておいてください。そうしておかないと、Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する前にほかのボリュームの消去が必要だというメッセージが表示されます。
2.画面の左上隅にある Apple メニュー から「システム環境設定」を選択します。
3.メニューバーの「システム環境設定」メニューから「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。このオプションが表示されない場合は、こちらを参照してください。
4.消去アシスタントが開いて、管理者の資格情報でサインインするよう求めてきます。Mac へのログインに使っているパスワードを入力して、「OK」をクリックしてください。
5.Mac をリセットする前にバックアップを作成しておくように案内された場合は、Time Machine を開いて、外付けのストレージデバイスにバックアップできます。または、新しいバックアップを作成する必要がなければ、「続ける」をクリックして先に進んでください。
6.「続ける」をクリックして、設定、メディア、データ、リストに表示されているその他の項目を削除することを許可します。
7.Apple ID からのサインアウトを案内されるので、Apple ID のパスワードを入力し、「続ける」をクリックします。
8.「すべてのコンテンツと設定を消去」をクリックし、本当に消去することを確定します。
9.Mac が再起動し、画面が黒くなるか、進捗状況バーが表示されます。キーボードやマウスなどの Bluetooth アクセサリの再接続が必要な場合は、それらのアクセサリの電源を入れるように適宜案内されます。アクセサリが 30 秒以内に接続されない場合は、アクセサリの電源をいったん切ってから入れ直してください。Bluetooth キーボードが再接続されると、言語の選択画面が表示されます。
10.Wi-Fi ネットワークを選択するか、ネットワークケーブルを接続するよう案内される場合があります。Wi-Fi ネットワークを選択するには、画面の右上隅にある Wi-Fi メニュー を使います。
11.ネットワークに接続すると、Mac がアクティベートされます。「再起動」をクリックします。
12.再起動した後は、Mac をはじめて設定するときと同様に、設定アシスタントが設定プロセスを案内してくれます。
出典:
Appleサポート
T2チップ搭載Mac・M1 Macの場合(macOS Monterey編)
:Mac のすべてのコンテンツと設定を消去する | Appleサポート
2021年11月利用
【参考】T2チップ搭載Macのモデルを確認
:Apple T2 セキュリティチップ搭載モデルの Mac | Appleサポート
2021年11月利用
手順5:macOS Montereyを再インストール
【注意喚起:2021年11月11日】
現在、macOS Montereyから追加された「すべてのコンテンツと設定を消去」に関連する情報などを収集中です。
そのため「T2チップ搭載Mac」「M1 Mac」の方は、手順4・手順5は、まだ実施しないことをお勧めします。
もし実行される場合は、事前に他の方の投稿してくださっている情報も、よくご確認してください。
【追記:2021年12月30日 – M1 Mac・Intel T2チップ搭載Macの「すべてのコンテンツと設定を消去」に関して】
しばらくM1 Macの環境でMontereyのクリーンインストールする方法の動向を調査していましたが、現時点での結論としては
・方法例①
:システム環境設定の「すべてのコンテンツと設定を消去」を使った初期化
* T2チップ搭載Macも対応
・方法例②
:リカバリーモードの「Macを消去」の機能を使ったクリーンインストールの方法
・方法例③
:リカバリーモードの「ディスクユーティリティ」で「Macintosh〜」の消去(再フォーマット)でクリーンインストールする方法
などの方法があることがわかってきました。M1 Mac・Intel T2チップ搭載Macの方で、macOS Montereyの再インストールが要求されるのは、
・方法例②
:カバリーモードの「Macを消去」の機能を使ったクリーンインストールの方法
・方法例③
:リカバリーモードの「ディスクユーティリティ」で「Macintosh〜」の消去(再フォーマット)でクリーンインストールする方法
を試した場合に要求されるのではないかと思います。
そのため、
・方法例①
:システム環境設定の「すべてのコンテンツと設定を消去」を使った初期化
で実施される場合には、ここの再インストールの手順をとばしてください。
【Intel Macの例】
macOS復旧のトップ画面で、「macOS Monterey を再インストール」を選択後「続ける」をクリックします。
今回の方法では、macOS Montereyをインストールするにはインターネット接続が必要です。
有線LANの方は、Macにケーブルを接続しておきます。
WiFiを利用される方は事前に、画面右上部の「WiFiマーク」をクリックし設定します。
指示に従いmacOS Montereyをインストールします。
macOS Montereyの初期設定前の状態
では、以下の手順を実行することで、macOS Montereyの初期出荷状態のMacにすることができるようです。
Mac を出荷時の状態のままにしておく場合は、設定は続けずに、「command + Q」キーを押してシステム終了してください。
出典:
Mac を売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと | Appleサポート
2022年1月利用
今回は、売却、譲渡、下取りに出す予定はありませんので、そのまま初期設定を進めていきます。
今回は念のため「移行アシスタント」で復元する予定の方は、クリーンインストールしたmacOS Montereyのアカウント名(ユーザ名)は復元予定のバックアップのアカウント名と違う名前にします。
例
・事前にバックアップ済みのmacOS Monterey環境のアカウント名:mac
・クリーンインストールしたmacOS Monterey環境のアカウント名:macos monterey
ユーザーの名前が同じ場合には、移行アシスタントを使う際に
転送する情報を選択
⚠️ 競合が検出されました
という表示が現れます。過去の情報では違う名前にしないと使えないという情報も見かけましたが、macOS Big Surの環境で試した範囲では、一応使えそうでした。macOS Montereyの環境では試せていないので、念のため違う名前にしておくことをお勧めします。
【T2チップ搭載Macの例】
* 現状では、この記事の情報だけでなく、他の方の情報も参照していただいた方が安全かと思います。
macOS復旧のトップ画面
で、「macOS Monterey を再インストール」を選択後「続ける」をクリックします。
今回の方法では、macOS Montereyをインストールするにはインターネット接続が必要です。
有線LANの方は、Macにケーブルを接続しておきます。
WiFiを利用される方は事前に、画面右上部の「WiFiマーク」をクリックし設定します。
指示に従いmacOS Montereyをインストールします。
macOS Montereyの初期設定前の状態
では、以下の手順を実行することで、macOS Montereyの初期出荷状態のMacにすることができるようです。
Mac を出荷時の状態のままにしておく場合は、設定は続けずに、「command + Q」キーを押してシステム終了してください。
出典:
Mac を売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと | Appleサポート
2022年1月利用
今回は、売却、譲渡、下取りに出す予定はありませんので、そのまま初期設定を進めていきます。
今回は念のため「移行アシスタント」で復元する予定の方は、クリーンインストールしたmacOS Montereyのアカウント名(ユーザ名)は復元予定のバックアップのアカウント名と違う名前にします。
例
・事前にバックアップ済みのmacOS Monterey環境のアカウント名:mac
・クリーンインストールしたmacOS Monterey環境のアカウント名:macos monterey
ユーザーの名前が同じ場合には、移行アシスタントを使う際に
転送する情報を選択
⚠️ 競合が検出されました
という表示が現れます。過去の情報では違う名前にしないと使えないという情報も見かけましたが、macOS Big Surの環境で試した範囲では、一応使えそうでした。macOS Montereyの環境では試せていないので、念のため違う名前にしておくことをお勧めします。
【M1 Macの例】
* 現状では、この記事の情報だけでなく、他の方の情報も参照していただいた方が安全かと思います。
M1 Macの方は、以下のAppleサポートの記事を参考に、macOS復旧で、macOS Montereyを再インストールしてみてください。
また、念のためmacOS Montereyの再インストール関連でトラブルが起きていないか?などを事前によくチェックされることをお勧めします。
2020年にM1 Macがリリースされた後に、macOS Big Surを一度Macを消去後にmacOS Big Surを再インストールすると文鎮化する報告がありました。記事初回投稿時点(20221年11月)では、まだ情報が少ないですので、可能な範囲で疑わしい情報がないか、確認しておくと安心ではないかと思います。
– 引用 –
コンピュータをmacOS復旧で起動する
1.Macで、アップルメニュー >「システム終了」と選択します。
Macが完全にシステム終了するまで待ちます。Macが完全にシステム終了すると画面が黒くなり、すべてのランプ(Touch Barのランプを含む)が消えます。2.「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで、Macのパワーボタンを押したままにします。
3.「オプション」をクリックしてから、「続ける」をクリックします。
4.確認が表示された場合は、復旧するボリュームを選択してから、「次へ」をクリックします。
5.管理者アカウントを選択し、「次へ」をクリックします。
6.管理者アカウントのパスワードを入力し、「続ける」をクリックします。
メニューバーに「復旧」アプリケーションが表示されたら、ウインドウまたはメニューバーで使用可能なオプションを選択できます。
macOSを再インストールする
場合によっては、macOSを再インストールする必要があります。ファイルとユーザ設定を残したまま、macOSを再インストールできます。
1.インターネットに接続していることを確認してください。
2.「復旧」アプリケーションで「macOS Montereyを再インストール」をクリックし、「続ける」をクリックします。
重要: ディスクを選択するパネルで、現在のmacOSディスクを選択します(ほとんどの場合、このディスクだけが表示されます)。3.画面に表示される指示に従います。
出典:
Appleサポート
M1 MacでmacOS復旧
:Appleシリコンを搭載したMacでmacOS復旧を使用する | Appleサポート
2021年11月利用
今回は念のため「移行アシスタント」で復元する予定の方は、クリーンインストールしたmacOS Montereyのアカウント名(ユーザ名)は復元予定のバックアップのアカウント名と違う名前にします。
例
・事前にバックアップ済みのmacOS Monterey環境のアカウント名:mac
・クリーンインストールしたmacOS Monterey環境のアカウント名:macos monterey
ユーザーの名前が同じ場合には、移行アシスタントを使う際に
転送する情報を選択
⚠️ 競合が検出されました
という表示が現れます。過去の情報では違う名前にしないと使えないという情報も見かけましたが、macOS Big Surの環境で試した範囲では、一応使えそうでした。macOS Montereyの環境では試せていないので、念のため違う名前にしておくことをお勧めします。
手順6:クリーンインストール前のデータの復元 & 環境設定、アプリを自力で再インストールなど
今回は、事前に作成している元々使っていたアプリなどがあるmacOS Montereyのバックアップデータが保存されている外付けSSDをMacに接続し起動します。
接続が確認できたら、Launchpad内の「その他 – 移行アシスタント」をクリックし「移行アシスタント」を起動します。
「移行アシスタント」起動後に、「続ける」をクリックします。
現在のMacのパスワードを求められるので、パスワードを入力し移行アシスタントの変更を許可します。
「Mac、 Time Machineバックアップ、 または起動ディスクから」を選択し「続ける」をクリックします。
今回は、外付けデバイスを選択し、手順を進めます。
「その他のサーバ…」をクリックするとファイルサーバなどのアドレスを入力する方式でも出来るようです。
「このMacに情報を転送:情報を転送するバックアップを選択してください。」の画面で移行したいバックアップデータを選択後、「続ける」をクリックします。
* Montereyの時の環境を復元する場合には、Montereyの環境でTime Machineバックアップを作成した日付を元にしてデータを選択します。
macOS Montereyの環境のTime Machineバックアップか?を確認する方法は、日付に頼るしかありませんので、どこの日付以降がmacOS Montereyの環境のバックアップなのかを、間違えないように気をつけてください。(おそらく最新の日付のものを使うと思いますが・・・)
復元したいアプリやファイルのあるバックアップデータを選択し、「続ける」をクリックするようにします。
「転送する情報を選択:このMacに転送する情報を選択してください。」で復元したい項目を選択し、「続ける」をクリックします。
転送する情報を選択
・アプリケーション
・ユーザー
・その他のファイルとフォルダ
・システムとネットワーク
今回は、全てにチェックを入れてデータを転送します。
今回は、以下の設定で実行しました。(お好みに応じて)
「このMacから既存のユーザ “macos monterey(クリーンインストール時のユーザー名)” を削除して別のMacから “mac(バックアップ時のユーザー名)” を転送」
削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。
例:ユーザの名前が同じ場合
このMacには転送中のものと同じ名前のユーザアカウントがすでに存在します。 このMacのユーザを置き換えますか? それとも両方のアカウントを残しますか?
● このMacから既存のユーザ “mac(クリーンインストール時のユーザー名)” を削除して別のMacから “mac(バックアップ時のユーザー名)” を転送
■ 削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。
○ 両方のユーザアカウントを残す
例:ユーザの名前が異なる場合
このMacにはすでにアカウントが存在します。 このMacの管理者アカウントを削除しますか? それとも両方のアカウントを残しますか?
● このMacから既存のユーザ “macos monterey(クリーンインストール時のユーザー名)” を削除して別のMacから “mac(バックアップ時のユーザー名)” を転送
■ 削除されたユーザのデータを “ユーザ” フォルダに残します。
○ 両方のユーザアカウントを残す
「認証」をクリックします。
「すでに認証されている既存のユーザのパスワード」(現在ログイン中のMacユーザのパスワード)を入力後に、「続ける」をクリックします。
転送の準備中・・・
転送中・・・
HDDの方は、かなり時間がかかると思います。
その後、指示に従い手順を進めます。
転送完了。
Xcodeを入れている方は、Macを起動すると、
・Xcodeの検証中…
が始まります。
20分程するとXcodeの検証が終了しましたが、Xcodeの検証中に他の作業しようとすると、Macの反応が遅いこと・・・
Xcodeの検証中には、ペンタブレットや、USBマウスなどのアクセス許可がうまくいかない現象も確認できましたので、できるだけ、Xcodeの検証中の際には、何もしない方がいいかもしれません。
Xcode終了後に、Apple純正の写真アプリや、メールを起動すると再構築されます。
その他にも、各種アプリなどのアクセス許可をやり直す必要があります。
時間の余裕のある時にクリーンインストールとデータ移行をされることをお勧めます。
【今回の所要時間】macOS Montereyクリーンインストール & データ移行
クリーンインストール
・インターネット環境:有線LAN
・約1時間(macOS Montereyのインストールのみの時間)
移行アシスタントでデータ移行
・データ移行の容量:100GB台
・バックアップしたストレージ:SSD 500GB(使用量 約350GB)
・約1時間
* その他にも手順の実行や、データ移行後のXcodeなどの検証や、アクセス許可の設定などに時間がかかります
macOS Big Surの時には、移行アシスタントをHDDで行ったこともあり、最長13時間程データ移行だけで時間がかかった経験があります。
SSDに感謝です。(macOS Big Surの記事を作成した際には、何度も失敗し・・・・何回も移行アシスタントを経験…)
また、今回は、有線LANで行ったこともあるのかmacOS Montereyのクリーンインストール自体の時間も早くできました。
(前年のmacOS Big Surの際には、WiFiで2時間程かかっていました)
HDDの方は、転送容量にもよりますが、時間にかなり余裕のある時に実施することをお勧めします。
基本的には、時間がかかりますが、今回の一連の内容が、macOS Montereyのクリーンインストールとデータ移行をするための情報収集の一助になることがありましたら幸いです。
【対応例】起動時に「問題が発生したためコンピュータをシステムを終了しました。」のアラート表示
クリーンインストール後の環境に、移行アシスタントでmacOS Montereyの環境を復元後に、Macの電源を入れてログインする際に
問題が発生したためコンピュータをシステムを終了しました。
という表示が現れるようになっていました。
解決方法を調べて、
・他のユーザにログイン後に、ログアウトして、再度問題が出ているユーザにログインする方法
・PRAMのクリア(リセット)
などを試しましたが、問題は解決しませんでした。
参考:
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする | Appleサポート
2021年11月利用
一時的な解決例として、セーフモード
セーフモードの実行方法
Intel プロセッサ
1. Mac の電源を入れるか再起動した直後に「shift」キーを押し、Mac が起動している間押し続けます。
2. ログインウインドウが表示されたらキーを放し、Mac にログインします。
3. もう一度ログインするように求められる場合があります。1 つ目または 2 つ目のログインウインドウの右上隅に「セーフブート」と表示されるはずです。
Apple シリコン
1. Mac をシステム終了します。
2. Mac の電源を入れて、電源ボタンをそのまま起動オプションのウインドウが表示されるまで押し続けます。
3. 起動ディスクを選択し、「shift」キーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックします。
4. Mac にログインします。もう一度ログインするように求められる場合があります。
出典:
Mac でセーフモードを使う方法 | Appleサポート
2021年11月利用
を実行した環境では、起動時のアラート表示は出ませんでしたが、セーフモードを終了後に、Macを起動すると再度アラートが表示されるようでした。
ただ、アラート表示が出ても、普段のパソコンの作業には支障がなかったので、そのままほったらかしにすることにしました。
その後、1週間程経過し
・Xcodeをアップデート(バージョン13.1)
したところ・・・・
直りました。
そして、Montereyで起動すると、ログイン後にデスクトップ画面が現れるまでのスピードが、明らかに速いことに、ようやく気づきました…
アラートが出ても、少し気持ち悪いだけで、特に支障はなかったので問題視していませんでしたが、最終的に解消されてよかったです。
今回の不具合は、稀な事例なのかもしれませんが、自分と同じような現象に遭遇中の方の、参考になることがありましたら幸いです。
【体験談】MacBook Pro 17インチを「オンラインMac買取ストア」で買い取ってもらいました
現在のMac(iMac 2017)は、2代目になりますが、1代目のMac(MacBook Pro 17インチ)は、以下のMac専門の買取サービスである
・【オンラインMac買取ストア】
(株式会社センチュリオンエンタープライズ)
に買い取っていただきました。
売却の際にこのサービスを選んだ理由としては、査定の際に
・理由1.商品の状態の記載のみならず、他店査定金額を記載できる点。
・理由2.買取希望金額を記載できる点。
・理由3.現状の故障状況などMacの本体写真も添付できる点。
でした。
自分の場合は、壊れた状態でしたが、仮査定結果通りの金額で引き取っていただけて満足しています。
サービスを利用する際のポイントとしては、
・「事前に他の買取サービスに査定してもらっておく」
これに尽きるのではないかと思います。
レビューもしておきましたので、買取サービスを検討中の方は、詳しくは
:【体験者は語る – 評判】故障したMacBook Pro 17インチが買取サービスで無事、仮査定金額通りに売れました 。#429 デジタルライフコラム | はじめてのコンピュータ・パソコン
の記事を参照ください。
事前査定(無料オンライン査定)はこちら
:故障・壊れたMacの高額買取は【オンラインMac買取ストア】
【レビュー】Macの定期的なクリーンアップのお勧めアプリ:CleanMyMac X
macOS Big Surがリリースされた2020年11月の時から、気になっていたアプリを購入しました。
定期的にMacのメンテナンスをしたい方にはお勧めです。
気軽に使えるのが魅力ですね。
また、無料の機能だけでも、ファイル整理の際に重宝すると思います。
:【レビュー&使い方】便利アプリCleanMyMac X(無料版〜有料版:macOS Montereyアップデート前に大掃除!クリーンアップの実力検証)
by 子供プログラマー
:【ロードマップ】macOS 12 Montereyアップデート前にチェック(口コミ・不具合情報なども)| 一覧ページ
2022年秋のアップデートmacOS 13 Ventura(ベンチュラ)版
:【ロードマップ】macOS 13 Ventura アップデート前にチェック(口コミ・不具合情報なども)