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21世紀の統計科学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは無料でPDFが公開されている
深層学習をはじめとした機械学習について学習していると
「 統計で使われる数学の知識の言い換え? 」
と感じる方も中にはいるのではないかと思います。
参考までに、2020年3月時点にウィキペデイアで
を調べてみると、
機械学習は、コンピュータを使って予測を行うことに焦点を当てた計算統計学と密接に関連している。数学的最適化の研究は、機械学習の分野に、方法、理論、応用分野を提供する。
出典:
ウィキペディア – 機械学習
2020年3月1日利用
機械学習では、機械(数理モデル)がデータを利用してその性能を向上させようとする。数理モデルとして確率分布を含むモデルを考えた場合、このモデルがデータを生成する過程は、まさしく推測統計学における母集団からのサンプリング(確率分布で表現された母集団モデルからデータという標本を取り出す過程)といえる。そしてこのモデルの学習とは、データからの正確な確率モデル推定 = 標本からの母集団パラメータ推定であり、すなわち統計的推論と同義である。このように統計学と機械学習には深い関係がある。
出典:
ウィキペディア – 統計学
2020年3月1日利用
という記述がされているようであり、機械学習と統計学の密接な関係が読み取れるのではないかと思います。
数学に関しては、高校時代に数学Ⅲ・数学Cまで勉強したのですが、あれから時間が経過し、普段の仕事で使わなくなっている数学的な知識については忘れかけています…
機械学習分野の解説によく使われている数式に対しては、未だに苦手意識を持っています。
少しでも機械学習の理解につなげる一助になるようにと数学・統計の学習を適宜していることもあり、関連情報を調べていると、
・日本統計学会創立75周年記念出版
として無料で21世紀の統計科学(東京大学出版会)
・21世紀の統計科学 Vol. I 社会・経済の統計科学 (人口・政府統計・金融と保険)- 2012年増補 HP版
・21世紀の統計科学 Vol. II 自然・生物・健康の統計科学
・21世紀の統計科学 Vol. III 数理・計算の統計科学
の3冊分のPDFが公開されているのを知りました。
リンクが公開されているページはこちら
:周年記念事業関連 – 75周年記念事業関連 | 一般社団法人 日本統計学会
2020年3月1日利用
ざっと目を通してみた感じでは、
・数式に拒否反応がある方には難しいかもしれない…
と感じましたが、入門的な書籍の情報も併せて学習を続けることで、統計関連の参考資料の1つに出来るのではないかと思います。
Amazon.co.jpでも書籍が販売されているようですが
21世紀の統計科学(1)社会・経済の統計科学
出版社: 東京大学出版会 (2008年)
21世紀の統計科学〈1〉社会・経済の統計科学
21世紀の統計科学(2) 自然・生物・健康の統計科学
出版社: 東京大学出版会 (2008年)
21世紀の統計科学 2 (2) 自然・生物・健康の統計科学
21世紀の統計科学(3)数理・計算の統計科学
出版社: 東京大学出版会 (2008年)
数理・計算の統計科学 (21世紀の統計科学)
専門書らしく、いい値段がつけられています。
インターネット上で情報を探していると思うことがありますが、
・いくら有益な情報が無料で公開されていても、必要な方が知らなければ(見つけられなければ)届かない
ということを感じます。
そのため、この記事が、今、必要としている方が、有益な情報に出会うきっかけになることがありましたら幸いです。
: 無料で「データ分析のための統計学入門 原著第4版:日本語版」(PDF)を読む