機械学習本に出てくるギリシャ文字を読めるようになろう
人工知能・機械学習本や講義等では、数学的に数式や図で理論を説明する際等に、普段見慣れない意味不明な文字が出てくる機会があるのではないかと思います。
ギリシャ文字の読み方を知らない方の中には、数式や図でギリシャ文字が出てきた際に
「 ここの説明は、とばそう…」
と思ってしまいやすいのではないかと思います。
不思議なことに、ギリシャ文字の読み方を知ることで、数式や解説の図が出てきても
「 少し、見てみようかな? 」
という気になってくるのではないかと思います。そのため、初学者が機械学習本を読むための数学知識を学ぶ際には、ギリシャ文字を読めた方が学習がしやすいのではないかと感じています。
機械学習関連の説明を少しでも理解するためには、文字の読み方の理解の他に、
・書籍内での文字の表記・字体の規則
(小文字・大文字・太字等)
・ギリシャ文字や各文字の使われ方
(数式内・図等で定義されている意味)
・数学記号
(数学的な知識)
・機械学習モデルのある程度の理解
等も必要とされてくるのではないかと思います。ギリシャ文字を読めるようになる以外にも、まだまだ、学ぶことがたくさんあって色々と大変ですが、先端分野の学習は知的好奇心がそそられますね。
ギリシャ文字(一覧)
始めのうちは、書籍等を読む際に、読み方がわからないギリシャ文字が出てきたら、適宜、読み方を書き込んでいくといいかもしれませんね。
ギリシャ文字の読み方
【α・A】読み方:アルファ(alpha)
【β・B】読み方:ベータ(beta)
【γ・Γ】読み方:ガンマ(gamma)
【δ・Δ】読み方:デルタ(delta)
【ε・Ε】読み方:イプシロン(epsilon)
【ζ・Z】読み方:ゼータ(zeta)
【η・Η】読み方:イータ・エータ(eta)
【θ・Θ】読み方:シータ・セータ等。(theta)
【ι・Ι】読み方:イオタ(iota)
【κ・Κ】読み方:カッパ(kappa)
【λ・Λ】読み方:ラムダ(lambda)
【μ・Μ】読み方:ミュー(mu)
【ν・Ν】読み方:ニュー(nu)
【ξ・Ξ】読み方:グザイ・クサイ等。(xi)
【ο・Ο】読み方:オミクロン(o)
【π・Π】読み方:パイ(pi)
【ρ・Ρ】読み方:ロー(rho)
【σ-ς・Σ】読み方:シグマ(sigma)
【τ・Τ】読み方:タウ(tau)
【υ・Υ】読み方:ウプシロン(upsilon)
* フォントの兼ね合いで大文字の「Υ」が表現出来ていないのでPDFを参照ください。
【φ・Φ】読み方:ファイ(phi)
【χ・Χ】読み方:カイ(chi)
【ψ・Ψ】読み方:プサイ(psi)
【ω・Ω】:読み方:オメガ(omega)
参考:数学記号
【∂】:読み方:デル・ディ等。(del)
PDF無料ダウンロード:ギリシャ文字の読み方(一覧)
情報収集の利便性を考え、日々の学習用にPDF化しました。
PDF:ギリシャ文字の読み方(初版:2020年3月24日) - 【AI入門講座】初学者が機械学習本を読むための数学知識