【RVC v2モデル対応版】RVC WebUIの表示を日本語化する方法
Google Colaboratoryで、RVC WebUI(Retrieval-based-Voice-Conversion-WebUI)を実行する際に、RVC WebUIの表示を日本語化するためのコードを公開しておきました。
英語の表示の場合には、とっつきにくい方も多いのではないかと思いますが、日本語の表示だと、以前よりは、親しみやすくなりそうですね。
対応コード:
RVC v2モデル対応のGoogle Colaboratoryのサンプルコード:
v2-RVC-WebUI-for-Japanese-AI-beginners.ipynb(The MIT License)| Google Colaboratory
【RVC v2モデル対応版】RVC WebUIの日本語化:「i18n.py」コピー&ペースト用コード
【手順】
・「i18n.py」の中身を、以下のコードに変更後に、「保存」(ファイル – 保存)します。
・その後、「【手順10:RVC WebUIの起動】」のプログラムを実行し、表示される「Public URL」をクリックします。
注:実行時点の日本語翻訳用のファイルの情報が反映されます。GitHub上での開発者の皆さんの開発状況によっては、日本語の翻訳が追いついていない箇所もあるかもしれません。
i18n.py(「Retrieval-based-Voice-Conversion-WebUI」フォルダの「i18n」フォルダ内にあります)
import locale
import json
import os
def load_language_list(language):
with open(f"./i18n/locale/{language}.json", "r", encoding="utf-8") as f:
language_list = json.load(f)
return language_list
class I18nAuto:
def __init__(self, language=None):
language = "ja_JP"
self.language = language
self.language_map = load_language_list(language)
def __call__(self, key):
return self.language_map.get(key, key)
def print(self):
print("Use Language:", self.language)
公開日:2023年6月4日
最終更新:2024年2月22日(jsonファイルの参照先を修正)
【動画で解説】RVC WebUIの日本語化
【RVC WebUIの使い方】日本語化の手順を解説
視聴時間:
文字情報だけでは、わかりにくい場合に、動画で日本語化の手順を参照していただけますと幸いです。
【動画の内容:RVC v2モデル対応版 RVC WebUIの日本語化】
0:00 はじめに
1:11 RVC WebUIの日本語化
4:21 おわりに
しばらくの期間、試行錯誤を繰り返した結果、ようやく、GitHubに登録されている開発者の皆さんが翻訳してくださった日本語の翻訳を使う方法がわかりました。
今回の一連の情報が、AIボイスチェンジャーに挑戦したい日本人の方の参考になることがありましたら幸いです。
【音声認識】
:【Python入門】日本語の文字起こしのやり方(音声認識:音声ファイル編)サンプルコード
【音声合成】
RVC WebUIで作成したオリジナル学習モデルを使ってテキスト音声合成に挑戦!
:VG WebUIの使い方:AIボイスチェンジャー(RVC WebUI)の学習モデルでテキスト音声合成(テキストの音声読み上げ:TTS – Text to Speach)入門
:【PyTorch入門】日本語のテキスト音声合成(E2E-TTS)- ESPnet・Tacotron 2版